(趣旨)

第1条　この要綱は、骨髄等(骨髄又は末梢しょう血幹細胞をいう。以下同じ。)の移植の推進及びドナーの登録者数の増加を図るため、飯田市骨髄バンクドナー助成事業助成金(以下「助成金」という。)を交付することについて、補助金等交付規則(昭和45年飯田市規則第31号。以下「規則」という。)に定めのあるもののほか、必要な事項を定めるものとする。

(用語の意義)

第2条　この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

(対象者)

第3条　助成金の交付対象者(以下「対象者」という。)は、次に掲げる各号のいずれにも該当する者及びその者を雇用する国内の事業所(国及び地方公共団体並びに独立行政法人を除く。以下「事業所」という。)とする。ただし、ドナーが1日ごとに複数の事業所に雇用されている場合には骨髄等の提供に係る通院又は入院及び面談(以下「通院等」という。)に要した期間について1日当たり1事業所を助成の対象とし、ドナーが1日に複数の事業所に雇用されている場合にはドナーが指定した1事業所を助成の対象とする。

(助成金の交付)

第4条　市長は、対象者に対し、予算の範囲内で助成金を交付する。

(助成金の額)

第5条　助成金の額は、通院等に要した日数に、ドナーにあっては2万円を、事業所にあっては1万円を乗じて得た額とする。

(助成金の申請)

第6条　規則第3条に規定する申請書は、次の各号に掲げる者ごとにそれぞれ当該各号に定めるものとし、骨髄等の提供が完了した日から起算して6月以内に助成金の交付の申請をしなければならない。

(実績報告等)

第7条　前条に規定する申請書は、規則第12条に規定する実績報告書及び請求書を兼ねるものとする。

(交付の決定及び額の確定の通知)

第8条　規則第4条に規定する助成金の交付の決定及び規則第13条に規定する助成金の額の確定の通知は、書面により行うものとする。

(助成金の支払)

第9条　市長は、第6条に規定する申請書に記載された金融機関の口座に振り込むことによって、速やかに助成金を支払うものとする。

(補則)

第10条　この要綱に定めるもののほか、この助成金の交付に関し必要な事項は、市長が別に定める。