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市長エッセー(散歩道)その151~154

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年11月1日更新

飯田市長・牧野光朗が日々感じたことを記していきます

151 地区の基本構想を共有する市政懇談会(広報いいだ平成29年8月1日号より)

今年も5月末から約2カ月かけて市内全20地区を回り、市政懇談会を開催しました。共催して頂いたまちづくり委員会の皆さん、ご参加頂いた多くの住民の皆さんに改めて感謝します。

懇談会の第1部では、私の方から今年度スタートした総合計画「いいだ未来デザイン2028」を中心に市政経営の方向について説明し、各地区の人口減少、少子化、高齢化に対応する取組として「田舎へ還ろう戦略」をどのように進めるか、課題提起をさせて頂きました。

これを受ける形で各地区それぞれ工夫を凝らした第2部が展開されましたが、特に、今年度初めて基本構想を策定する東野地区はじめ、地区の基本構想の策定や見直しをベースにした組み立てを行い、これを共有しようとする地区が多かったように思います。まちづくり委員会の役員の皆さんが交代しても中長期的な地区の課題に対応できるよう、また地区住民の総意をまとめるべくかなりの時間をかけて策定された地区の基本構想は、行政としてもでき得る限り尊重すべきものです。

基本構想を持つ地区は東野地区で18になりますが、これ程多くの地区が自ら基本構想を策定していることも飯田の自主自立の精神、ムトスの現れと言えるでしょう。

152 全国市長会会長の来飯(広報いいだ平成29年9月1日号より)

8月11日からの3連休に、全国市長会会長の松浦正人防府市長が来飯され、講演会はじめ旧飯田工業高校の「知の拠点」視察、遠山郷や天龍峡の散策等、精力的に日程をこなす中で当地の認識を深めて頂きました。

200人ほどの参加者が集まった講演会では、市民にはあまり馴染みがない全国市長会について、来年には120周年を迎えるほど歴史があること、現在814市区が加盟しておりその人口カバー率は93%にもなること、全都市の共通課題などを意見集約して発信したり国に働きかけたりしていること等を分かりやすくお話し頂きました。

また、その後の私とのパネルディスカッションにおいては、地方創生について「大都市から地方に転勤してきている単身赴任の方々が家族を連れて来れば、地方も人口が増えるし家族にとってもいいはず。」とお話され、そのためにも子どもの教育改革が最も大事だと持論を熱く語られました。子どもや孫たちが皆防府市内に住んでいることがご自慢の松浦会長の、身近なところから核心を突く語り口に快哉を叫んだ参加者も多かったようです。

これからまた年末の予算決着に向けて国と様々な交渉が行われますが、松浦会長をしっかり補佐していければ、と気持ちを新たにしています。

153 タイムカプセルの開封(広報いいだ平成29年10月1日号より)

去る8月26日、市制施行50周年記念事業の一環で埋設されていたタイムカプセルが掘り起こされました。中に入っていた「2017年のあなたに」と題した約2,700通の手紙は、9月上旬にそれぞれの宛名に郵送されたので、当時のことを懐かしく思い出した方もいるのではないでしょうか。

30年前の私は、政府系の銀行に勤めて3年目でしたが、外資系企業の対日投資を促進させるという政府方針の下で、商習慣の異なる欧米企業への融資実現に向け四苦八苦していました。契約書一つ締結するにも、その条文一つ一つがチェックされ、どこまで譲歩できるか交渉を迫られたものです。プライベートではちょうど大宮温泉で結婚式を挙げ、新たな生活を始めたばかりでしたが、夜遅くまで残業する日々が続いていたことを思い出します。

転勤族だった私は、残念ながら30年後の自分宛の手紙を書けませんでしたが、このタイムカプセルを開封したとき、もし書いていたらどんな内容だったのだろうと振り返っていました。なかなか想像できませんが、結婚式で「実家のスーパーを宜しくお願いします」とお礼の言葉を述べたのは覚えていますから、少なくともそのようなことは書いていたかも知れません。

154 AVIAMA総会の飯田開催に向けて(広報いいだ平成29年11月1日号より)

9月22日、23日にフランスのシャルルヴィル・メジェール市で開催されたAVIAMA(人形劇の友・友好都市国際協会)総会に出席しました。総会の冒頭、ルドゥー会長から「世界中に存在し伝統と未来をつなぐ人形劇文化を地方政府が支援する体制を整える」という当会の理念が再確認され、当会が創設期から新たな段階に入るためには加盟都市の拡大と組織づくりを進める必要があり、来年の飯田総会に期待する旨のあいさつがありました。

このあいさつの背景には、本総会でモスクワ市の加盟が認められ、当会参加都市は16になりましたが、その大半が欧州か仏語圏(アフリカ マリのセグ州、カナダのケベック州)にある一方、アジアからの参加は飯田市のみという状況があります。

幸い、本総会における飯田市の次期開催に向けたプレゼンは好評でしたし、これまでの人形劇を通した飯田との繋がりから、台湾の雲林県や高雄市、韓国の春川市などからは飯田総会参加の意向を既に受けています。

当方としても、来年の総会を「小さな世界都市」実現に向けた新たな一歩と位置付け、国内あるいはアジア圏内の「お仲間」をできる限り増やしてAVIAMAを盛り上げていければ、と考えています。