南信州の市田柿、南水梨の味の良さに惹かれ (Iターン・大日向さん)
Iターンで飯田市に来られた大日向さん夫婦に お聞きしました
移住者氏名 ・ 年 代
大日向 章さん・恭子さん 30代
出身地 ・ 移 住 年 月 ・ 移住先
千葉県八千代市・東京都小平市 2014年12月 山本地区
家 族 構 成 ・ 職 業
夫婦 農業
移住までの経緯・概要
前職は青果物を取り扱う仕事をしていました。仕事の中で南信州の市田柿、南水梨の味の良さにひかれ、元々農業に関心があったので自分で栽培して販売したいとの思いにつながりました。
移住をして農業を始める前に農業の勉強をしたいと思い、長野県小諸市にある長野県農業大学校で研修を受講しました。私は研修の一環で週一回飯田市の農家さんで研修させていただき、妻はワーキングホリデー飯田(※) を利用して、複数回農家さんのところにお世話になりました。こういった地域の方と関わりがあった中で、改めて飯田市へ移住しようと二人で自然と決めました。
よかったこと・苦労したこと
以前は仕事も忙しく外食することがたびたびあったのですが、今は三食規則正しくとることが多く、野菜もたくさん食べるので健康的な生活を送れていると感じます。自然に囲まれて農作業をしているので、カッコウ、キジなどの鳥や動物と遭遇することが多く、自然と心が和みます。時折吹く涼しい風にも癒されます。星がきれいに見えるのも嬉しいですね。
また、周りの方たちが親切で感じの良い方が多いと思います。私たちにもなにかと気にかけてくれています。日中の気温は東京とあまり変わらないですが朝晩は涼しく、体が楽ですね。冬はとても寒いと感じますが研修時と比べて雪も少なく暮らしやすいです。ただ、坂が多いので車がないと不便なのとガソリンが高いと感じます。
移住を検討している方へのメッセージ
私たちは飯田市へ移住する前に長野県農業大学校で研修しながら長野県内のどこに移住するか約一年かけてじっくり考えていました。時間をかけて探すことで、自分たちの覚悟も自然とできていったように思います。
今、腹を据えて農業に集中できているのは、じっくり考えたことと地域の人の温かさがあってこそだと思います。
自分に合う地域をじっくりと探してから移住を決断しても遅くないと思います。
飯田市はワーキングホリデーが盛んなので何度でも参加して、飯田市の雰囲気を感じることも良いかもしれません。
くらしの様子
梨の摘花作業
果樹園から見える風景(春) (初夏)