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風しんについて

ページID:0062620 更新日:2024年1月4日更新 印刷ページ表示

風しんにご注意ください

風しんとは

風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症で、風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から5~7人にうつす強い感染力を有します。
風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。
風しんは、通常あまり重くない病気ですが、まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの軽視できない合併症を起こすことがあります。
また、妊娠20週頃までの妊婦が風しんにかかると、お腹の中の赤ちゃんも風しんウイルスに感染し、赤ちゃんに難聴や心疾患、白内障や緑内障などの障害(先天性風しん症候群)が起こる危険性が高くなります。
風しんの症状や合併症等については以下の詳しい情報サイトをご覧ください。

 

特に40歳以上の男性は注意が必要です

40歳以上の男性の約10人に1人は免疫を持っていないことが分かっています。(令和3年度の感染症流行予測調査)
特に昭和54年4月1日以前生まれの男性は、子どもの頃に定期接種の機会がありませんでした。

対象者 定期接種の回数
男性の定期接種について(過去の制度の変遷)
昭和54年4月1日以前生まれ 0 回
昭和54年4月2日~平成2年4月1日生まれ 1 回
平成2年4月2日以降生まれ 2 回

昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性については、風しんの抗体検査(免疫の有無を調べる検査)を令和7年3月末まで無料で受けることができます。詳しくは、「風しんの追加的対策(抗体検査・予防接種)を実施しています」をご確認ください。

 

妊婦さんへの感染を防止するために

妊娠中は風しんの予防接種が受けられないため、妊娠を考えている方もそのご家族も抗体検査や予防接種を受けることをご検討ください。

特に妊婦さんの夫、子ども及びその他の同居家族10歳代後半から40歳代の女性(特に妊娠希望者または妊娠する可能性の高い方)のうち、次の1~3のいずれかに該当する方以外は任意で風しんの予防接種を受けることについて、ご検討ください。

  1. 明らかに風しんにかかったことがある
  2. 風しんの予防接種を受けたことがある
  3. 風しんに対する抗体が陽性であると確認ができている

風しんの予防接種は、風しんと同時に麻しんも予防できる麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)の接種をおすすめしています。
接種についてはかかりつけ医、お近くの小児医療機関等へお申し込みください。

 抗体検査または予防接種を無料で受けられる対象者

次の(1)〜(3)に該当される方は、無料で抗体検査または予防接種を受けることができます。(該当しない方は、自費です。)

(1) 昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性の方 【抗体検査が無料(検査の結果により、予防接種も無料)】

昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性については、現在、風しんの抗体検査を無料で受けることができます。
また、抗体検査の結果、抗体がなかった方は、予防接種も無料で受けることができます。(期間:平成31年4月から令和7年3月まで)。
詳しくは、「風しんの追加的対策(抗体検査・予防接種)を実施しています」をご確認ください。
※対象の方には、抗体検査の無料クーポン券をお送りしていますので、検査をまだ受けられていない方は、期限までにお使いください。

(2) 妊娠を希望される女性 【抗体検査が無料】

主に妊娠を希望される女性を対象に長野県で抗体検査を行っています。詳しくは、以下をご覧ください。
長野県ホームページ/飯田保健福祉事務所/風しん抗体価検査(外部リンク)

(3) 1歳児及び小学校就学前1年間の幼児(保育園等の年長児に相当) 【予防接種が無料】

麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)の接種を時期を分けて2回受けます。
 1回目(第1期):1歳
 2回目(第2期):小学校就学前の1年間
  ※1回目の接種は、1歳になったらなるべく早く予防接種を受けましょう。
  ※飯田市が実施する子どもの予防接種や医療機関については「子どもの予防接種」をご覧ください。

 

詳しい情報サイト

厚生労働省ホームページ/風しんについて(外部リンク)

国立感染症研究所ホームページ/風疹Q&A(外部リンク)

国立感染症研究所ホームページ/風しん最新情報(外部リンク)

長野県ホームページ/風しんについて(外部リンク)

長野県ホームページ/長野県感染症情報(外部リンク)

 

関連サイト

麻しんにご注意を!