下水処理場 和田浄化センター(特環下水道区域)のご案内
印刷用ページを表示する 掲載日:2017年12月12日更新
和田浄化センターは、特定環境保全公共下水道事業として、旧南信濃村当時の平成8年度より着手し、平成12年3月に供用を開始しました。平成17年10月に飯田市と合併し現在に至っています。
浄化センターは1日当り900m3の処理能力を持っており、計画処理人口は900人、処理方法はオキシデーションディッチ法を採用しています。
また、天龍村と共同で汚泥脱水車を所有し、脱水汚泥を場外搬出して処分しています。
和田浄化センターの汚水・汚泥処理のしくみ
・スクリーンユニット
中継マンホールポンプ場より圧送された汚水は、スクリーンユニットを通過して汚水のゴミを取り除きます。
・オキシデーションディッチ
汚水にバクテリア(好気性微生物)などを含んだ活性汚泥を加えて、長時間にわたって空気を送って水路の中で循環させます。この間に微生物は水中の汚物を餌として繁殖し、汚水はふわふわとした海綿状の活性汚泥となって沈殿しやすくなります。
・最終沈殿池
海綿状になった活性汚泥は池の底に沈み、きれいな上澄みの水が塩素接触水路に流れます。沈んだ活性汚泥は汚泥濃縮槽へ送られ、一部の活性汚泥はディッチへ返送されます。
・塩素接触水路
最終沈殿池から送られてきた上澄み水には大腸菌などが含まれています。そこで固形塩素と接触させ、消毒をしてから放流します。
・汚泥脱水機
濃縮された汚泥を脱水機にかけ、水分を減らしてケーキ状にします。脱水された汚泥はケーキコンテナに貯留され、場外へ搬出されます。
お問い合わせ先
松尾浄化管理センター
Tel:0265-23-1772
Fax:0265-23-1792