【提言】ワクチン接種の安全性について

　ワクチン接種すべきかどうか、非常に迷っております。
　最近、厚労省予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会報告9/10開催分で、ワクチン接種開始から約半年で接種後の死亡者1155名重篤副反応4210名であることを知りました。
　ワクチンの安全性を考えた時、この数字は非常に恐怖を感じます。自身の接種に加えて、家族や職場で相談求められた際も、とても接種を勧めることはできません。
　この点について、考え方や判断のポイント等お示しいただけるとありがたいです。
　また飯田市様としては市民へ接種を勧めるにあたり、厚労省へ副反応についての早期の原因究明を求めたりはしませんか？
　自分同様厚労省の副反応報告内容により、接種を迷う方多いかと思います。よろしくお願いいたします。

　この度は貴重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございました。
　新型コロナウイルスワクチンにつきましては、新型コロナウイルス感染症の発症や重症化を予防する効果がある一方で、接種部位の痛み・発熱などの副反応や稀な頻度でアナフィラキシーが発生します｡
　新型コロナウイルスワクチンについて、 飯田市としては、ワクチン接種のメリットが副反応より大きいことから接種を推奨しています。
　厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会では「接種後に亡くなった」事象が報告されていますが、これらの事象について、第64回同分科会で「現時点での考え方」がまとめられています。ここでは、「現時点では、『mRNA ワクチンとの因果関係がある』と結論づけることのできた事例は認められない。」 としています。しかし、加えて「引き続き情報を収集し、丁寧に評価を行っていくことが必要である。」との考えを示していることから、引き続き、同部会の報告を注視してまいります。
　新型コロナウイルスワクチン接種は、ご本人の同意のもと実施をされるものであり、接種を受けていない人に対する偏見や差別を行わないよう人権への配慮についても広報しています。厚生労働省や首相官邸ホームページに Q&Aのほかワクチン接種に関する様々な情報が掲載されていますので、それらを参考にしていただき、新型コロナウイルスワクチン接種についてご検討いただければと思います。
　引き続き、市政に対しご提言・ご協力いただければ幸いです。