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【提言】聴覚障がいのある方への行政の理解を
やらまいか提言箱にいただいた提案内容と回答を紹介します
提言
市役所福祉課の窓口にある筆談の案内看板に違う内容の紙が貼られ、別の用途で使用されていました。手話が使える難聴者は多くありません。筆談を必要としても窓口に筆談の案内がなくて言い出せない方もいると思いますので改善をお願いします。
また、せめて福祉課だけでも、透明マスクを使用してください。難聴者は、唇を読んでいることが多く、表情を読んで理解していることが多いと思います。マスク生活により、難聴者は大変な思いをしています。行政が率先して、難聴者への理解を深め、市民の方々に広げるべきと思います。
市からの回答
ご意見を受けて、福祉事務所全ての窓口に筆談の案内を設置しました。また、ご提案いただきました透明マスクの使用については、窓口にフェイスシールドを備えつけ、聴覚障がいのある方と対応するときに、職員が使用することを試行してまいります。
今後も市では、「障がいを理由とする差別の解消の推進に関する法律」に基づく市の対応要領に規定する「合理的配慮の提供」(※)を行ってまいりますので、今後ともご理解とご協力をお願いいたします。
※合理的配慮の提供(「飯田市における障がいを理由とする差別の解消の推進に関する対応要領」第4条)
障がい者から現に社会的障壁の除去を必要としている旨の意思の表明があった場合において、その実施に伴う負担が過重でないときは、障がい者の権利利益を侵害することとならないよう、当該障がい者の性別、年齢及び障がいの状態に応じて、社会的障壁の除去の実施について必要かつ合理的な配慮の提供をしなければならない。
なお社会的障壁とは、障害がある者にとって日常生活又は社会生活を営む上で障壁となるような社会における事物、制度、慣行、観念その他一切のものをいいます。
ご案内
回答の担当課
福祉課