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【提言】小学生のタブレット学習について

ページID:52023156 更新日:2023年12月4日更新 印刷ページ表示

やらまいか提言箱にいただいた提案内容と回答を紹介します

提言

小学校1年生の子どもが学校で配布されたタブレットで宿題をしているのですが、大変操作性が悪いです。指で文字が書きづらかったり、反応が悪く途切れてしまったり、字を書くことに慣れていない1年生はとても苦労しています。

特に国語の宿題では、お手本の線からはみ出したりしていると正解にならず、字の形や書き順が合っていても何度も何度も書き直しさせられます。こんな使いづらいタブレットとアプリは、学習の妨げになってしまうと思います。

教育委員会は、学校に配布したタブレットでアプリを使用して確認していますか? 特に漢字テストのアプリは、親でもなかなか合格になりません。

学習に使う道具は、子どもたちの将来にとても大事です。より良い学習ができますよう、よろしくお願いします。

 

市からの回答

学習用パソコンとして市で主に導入しているChromebookは、タッチ機能により画面を指で操作できますが、タッチペンには非対応です。教育委員会事務局が市販されている様々なタッチペンを試した結果、簡単な操作は可能ですが、文字や線を書く際には途切れることがあり、指で書くと同等またはそれ以上の精度のものは確認できませんでした。大変申し訳ありませんが、文字や線を書く際には、指での操作をお願いします。現在使用している端末は、GIGAスクール構想の初期段階で選定・導入されたもので、一部不便な点もあるかと思いますが、ご理解いただければ幸いです。端末更新の際は、使用状況や学校からの要望も踏まえ、適切な機種を選定いたします。

また、デジタル副教材(ドリルパーク)の漢字採点機能は、筆順、画数、字の形を自動で評価し、漢字を正しく覚えることが可能ですが、ご指摘のとおり、低学年には評価が厳しすぎることで学習意欲が低下する可能性があります。管理画面からは、漢字の評価基準を「易しい」「普通」「厳しい」の3段階から選択することができるため、改めて、教育委員会から学校に再度確認します。

紙と鉛筆を使用して「字を書く」という経験は、低学年ほど大切だと考えています。デジタル副教材で正しい筆順や画数、字の形を習得した後に、漢字ノートに繰り返し書いて練習するなどして、活用していただければと思います。

今後も、教育現場のニーズに応じて、適切な教育環境の提供を目指します。お子さんの学習にとって最適な条件を整えるために、引き続き貴重なご意見を参考にさせていただきます。気になることは、学校教育課にご連絡ください。

 

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