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【提言】HPVワクチンの男の子への接種について
やらまいか提言箱にいただいた提案内容と回答を紹介します
提言
HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンは、女の子には無料で定期接種できますが、男の子にも、市が費用を補助し定期接種するべきだと思います。
女の子だけの問題ではなくて、男の子も自分が癌にならないために、感染させないために予防接種をするべきです。ほかの自治体ではそういった動きが広まってきていると聞きました。次の時代を担っていく子どもたちのために検討をお願いします。
市からの回答
予防接種には定期接種と任意接種があります。
予防接種法に基づき実施される定期接種は、その疾病の感染力が強く、発病した場合の健康彼害が大きくなるため、国が接種を勧奨し、市町村が接種を行わなければならないとされている予防接種です。接種費用は公費負担、一部自己負担があります。
一方、任意接種は、個人が接種を判断する予防接種で、市町村では勧奨を行っていません。接種費用は自己負担です。
男性に対するHPVワクチン接種は、現在のところ任意接種です。そのため、市では予防接種の推奨も、助成も行っていません。
しかし、令和4年8月4日の国の厚生科学審議会において、HPVワクチンの有効性や安全性、費用対効果などをふまえて定期接種化についてこれから評価・検討を行っていくとしています。
助成につきましては、こうした国などの動向を今後も注視して研究してまいります。
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回答の担当課
保健課