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食農教育 上郷小学校3年生 りんご学習(花摘み~受粉作業)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年5月13日更新

 上郷小学校3年生のりんご学習が始まりました

上郷小学校りんご学習

上郷小学校では、毎年3年生がりんごを育てる校外学習を行っています。

地域の果樹農家井坪さんの畑をお借りし、今年も3年生126名がりんご学習に取り組みます。

3月に気温の低い日が続き、昨年より一週間ほど遅くなりましたが、4月下旬にはりんごの花が咲き始めました。

りんご学習がいよいよスタートです。

4月28日 花摘み作業・花粉づくり作業

3年生の子どもたちが育てるのは、井坪さんの畑の『ふじ』という品種のりんごです。

『ふじ』はりんごの中でも日本で一番生産量の多い種類です。子どもたちも食べたことがあるりんごです。

 

井坪さんからは、

「『ふじ』のりんごを実らせるためには、『王林』という種類のりんごの花の花粉が必要なんだよ」

とお聞きしました。

今日は『王林』の『中心花』以外の周りの花を摘んで、そこから『やく』を集めて花粉をつくります。

花摘み説明
説明を聞いたら、ひとりずつビニール袋を持って、花摘みに出かけます。

お楽しみの花摘み作業

「中心花はどれかなぁ?」

「うまくとれない!」

わいわい話しながらの花摘みは、子どもたちのりんご学習の中でも毎年盛り上がるお仕事です。

花摘み


袋いっぱいの花を集めると、

「匂いをかいでごらん。もうりんごの匂いがするよ」

と井坪さんに教えてもらいました。

「本当だ!」「りんごの匂いがする!」とみんな驚いた様子です。

初めて見る機械にびっくり!花粉づくり作業

ビニール袋いっぱいに花を集めたら、JAの選果場に移動します。

ここではりんごの花から『やく』という部分を集めて花粉をつくる作業を見学します。

ひとりずつビニール袋に集めた花を機械にいれると、

不思議と『やく』の部分と花びらや他の部分とが分かれて出てきます。

花粉つくり


「まだゴミが入っているから、ふるいにかけてゴミをとっていくよ」

ふるいにかけたものを、もう一度細かいゴミをとる機械にかけていきます。

こうして、やっとりんごの花から黄色い『やく』が取り出せます。

 

やくとり
「これを2、3日乾かすと、花粉がでてくるよ」

子どもたちは初めて見る機械の作業に興味がいっぱいのようでした。

午前中いっぱいの長時間でしたが、楽しみながらもみんな集中して作業ができました。

5月2日 花付け(受粉)作業

りんごにお部屋があるって本当?

この日も快晴のいいお天気です。

花摘み作業をしたときはまだつぼみだった『ふじ』の花も、ほぼ8部咲きとなりました。

今日は先日集めた『王林』の花粉を、『ふじ』の中心花に受粉させる作業を行います。

JA果実課の羽生さんから、

「りんごには5つのお部屋があります」とお話しがあると、子どもたちからは「えぇー!」という歓声が上がりました。

JA職員さんからの説明

実際に輪切りにしたりんごを見ると、本当に中心が5つに分かれています。

「花粉がうまくつけば、5つのお部屋ができて、おいしいりんごができます。うまくいかないといびつな形になってしまうよ」

と教えてもらい、受粉の作業が大事な仕事であることが分かった様子です。

りんごのお部屋

いよいよ受粉作業!

一人ずつ、『梵天(ぼんてん)』という羽毛のついた棒をもらって、花粉が入っているビンの中に入れ、花粉をつけます。

「中心花にだけ、2・3回“ぽん、ぽん”と花粉をつけてあげて。中心花20個くらいに受粉できたら、梵天に花粉を付け直しにおいで」

「おいしいりんごがなるようにと、お願いしながらつけるんだよ」

と言われ神妙な面持ちでぽんぽんする子どももいれば、

中心花の見分けにも慣れてきて、次々と受粉していく子どももいます。

受粉作業①受粉作業②

受粉作業は、りんごが実るためにとても大切な作業であることが分かった子どもたちは、責任をもって自分の担当した木の受粉ができたようでした。

 

受粉した実が親指大になったら、今度は摘果作業を行います。秋の実りまでりんご作業はまだまだ続きます。

飯田のシンボルでもある“りんご”を育てる農家さんとのふれあいや、春から秋までの作業をとおして、子どもたちが食べ物の大切さや育てる方の大変さ、様々なことを感じて学べる学習になるでしょう。