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【提言】旧飯田工業高校を活用した4年生大学等の誘致について

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年5月26日更新

やらまいか提言箱にいただいた提案内容と回答を紹介します

提言

 旧工業高校を知の拠点として整備し、飯田産業センターを別府から移転する必要があるのかわかりません。
 飯伊地域では、高校を卒業して引続き親元から通学できる学校が限られているため、リニア開通を見据えて、東京等の関東圏か名古屋等の東海圏から私立大学の飯田キャンパスか短大を誘致して親元から通える環境を整えてほしいです。

市からの回答

 この度は、やらまいか提言「旧飯田工業高校を活用した4年制大学等の誘致」についてのご提言をいただき、ありがとうございました。

「知の拠点」整備構想は、リニア時代を見据えて旧飯田工業高校を「産業振興と地域振興に寄与する学術研究の知の拠点」として整備するものであり、南信州広域連合を中心に県や関係機関の理解をいただきながら検討を進めているものです。
 この構想では、産業振興と地域振興に寄与する様々な「知」「人財」「情報」等の集積と融合を目指しており、「南信州・飯田産業センター」と「飯田市歴史研究所」の移転もその考え方に基づくものです。
 南信州・飯田産業センターは、昭和59年に長野県、飯伊地域市町村、業界が協力して建設され、当初の地場産業振興を中心とした取組から、飯田下伊那の産業支援機関として、新産業の創出支援、研究開発支援、産業人材の育成支援など機能強化を進めてきています。また、産業センター本館に隣接して試験機関として工業技術センターや電磁波の影響を試験、測定するEMCセンターを併設し、地域企業の研究開発支援を行っていますが、施設の老朽化とともに、地域産業の未来に向けた航空分野や食品分野をはじめ試験機関としての機能は、手狭になりつつあります。
 平成29年度には、「信州大学航空機システム共同研究講座」の開設を予定しており、研究開発と高度人材育成機能の充実を図りながら実績を積み重ねることで、将来的には信州大学の南信州キャンパス(大学)に発展させていきたいと考えています。そのような事業展開を図るためにも、現在の産業センターを知の拠点の中核施設の一つとして移転し、機能強化を図ろうと考えています。
 飯田市歴史研究所の移転も、地域振興の知の拠点づくりに向け、南信州の歴史・文化・風土など地域の価値を探究する学術研究機能や、地域づくりの情報発信機能の更なる充実を目指してのことであり、南信州・飯田産業センターと同じくその機能を拡充し旧飯田工業高校へ移転することで、知の拠点の一翼を担おうとするものです。
 また、当地域おける高等教育機関の設置に向けた考え方ですが、これまでも南信州広域連合における「プロジェクト会議」で検討を重ねてきた経過があります。このプロジェクトでは、高等教育機関の設置に向けては段階的な取組を長期に亘って行うことが適当との判断のもと、まずは特定の専門分野に関する大学院大学を目指し、大学院大学設置により一定の知的集積が実現した後にその後の展開として4年制大学等の設置を目指すとの方針が、平成26年3月に確認されているところです。
 この度の「知の拠点」整備構想においても、将来的な高等教育機関の設置を目指しており、「信州大学航空機システム共同研究講座」の開設も、その取組に通ずるものです。少子化の進行など大学を取り巻く環境がますます厳しくなるなか、高等教育機の設置に向けては、大学等と連携・協力し、新たな「知」や「価値」の創造に通ずる教育・研究活動の実績を積み重ねつつ、その価値を発信し広く認められることが重要であり、リニア中央新幹線の開通効果を最大限活かすためにも、地域の強みを活かしながら今からできることを着実に進めていくことが重要と考えます。

回答の担当課

 企画課、工業課