【提言】資源ごみ(プラマーク)の指定ごみ袋サイズについて
やらまいか提言箱にいただいた提案内容と回答を紹介します
提言
プラ用のゴミ袋を元のサイズ(平成29年9月以前)に戻すか、元のサイズを大、今のサイズを小にして2サイズにしてください。
今のサイズでは小さ過ぎてすぐにいっぱいになってしまい、それだけ頻繁にゴミ袋を購入しなければいけません。
市からの回答
この度は、「資源ごみ(プラマーク)の指定ごみ袋サイズ」についてご意見をお寄せいただきありがとうございました。
■資源ごみ(プラマーク)の指定ごみ袋のサイズについて
資源ごみ(プラマーク)指定ごみ袋については、新しい燃やすごみ指定ごみ袋と同じサイズに変更しましたため、今までの指定ごみ袋と比較すると容積は2/3程度となっています。
今回から、資源ごみ(プラマーク)については、このごみの対象となるものを「プラマークが表示されているか、プラ マークと区分されているもの」として分別をわかりやすくするとともに、排出方法について「水で1回洗って汚れが落ちた場合は資源ごみ(プラマーク)に分別し、汚れが落ちなかった場合は燃やすごみに分別する」と変更しました。(これまでは、プラ資源に分別するために家庭で汚れをしっかり落としてもらっていましたが、このために大量の水やお湯、洗剤といった別の資源を消費したため、矛盾した状況を調整しました。)
これまで、プラ資源ごみとして排出していただいていたごみの中には、全体の傾向として、本来、プラ資源ごみに該当しない「汚れているごみ」をはじめ、「容器や包装ではないプラスチック製品」が多く混入していました。(ごみのすべてを資源化することができず、収集後に時間をかけて再分別処理をしなければならない状況となっていました。)
今回の改正により、これまでこのごみに誤って分別されていた「プラマークに該当しないごみ(容器や包装ではないプラスチック製の商品や製品)」や「汚れが落ちないことで、資源として再生に適さないごみ」が約3割程度燃やすごみに移行するため、資源ごみ(プラマーク)指定ごみ袋のサイズが小さくなっても許容できると考えています。
■大と小の2サイズの設定について
指定ごみ袋は、家族構成にあわせて大きなサイズや小さなサイズを使い分けることができれば理想的であると考えます。
しかし、ごみ袋は、形状、サイズやデザインのほか、特に製造枚数の変化によって販売価格が大きく変化します。このため、大と小の2サイズを設定した場合、総販売枚数があまり多くない資源ごみ(プラマーク)の指定ごみ袋は、大と小に分けることで製造枚数が減少し、大も小も現状よりも値段が上昇してしまうことになります。
市民のみなさんは、価格が上昇することに対して負担感を強く持つ傾向にありますので、現状では、新たに2サイズを設定することは難しいと考えます。
資源ごみ(プラマーク)指定ごみ袋については、小さくなったことで少し値段が下がっていますが、販売が開始されて間もないために、その差は少額となっています。今後、この状況は小売店の価格競争の中で変わっていくと考えています。
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回答の担当課 環境課