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「峠の国盗り綱引き合戦」が「第36回サントリー地域文化賞」を受賞することになりました。

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年9月1日更新

静岡との県境「兵越峠」で毎年10月末に開催される「峠の国盗り綱引き合戦」(飯田市南信濃、静岡県浜松市天竜区水窪町)が、地域文化の向上に貢献した団体に贈られる「サントリー地域文化賞」を受賞することになりました。

峠の国盗り綱引き合戦

 サントリー地域文化賞は、地域文化の発展に貢献した個人や団体を表彰するもので、今年で36回目の歴史ある賞です。同賞は今年度を含め全国で194件の受賞となりますが、飯田市では1988年に「いいだ人形劇フェスタ」が受賞しています。
 今回の受賞を契機として、今後も三遠南信自動車道の開通を控え両地域、三遠南信地域の連携・交流の促進に大きく寄与していただけるものと期待しています。

受賞理由

 行政区画と山で隔てられた隣接する二つのまちが、大人の遊びとしての「綱引き」に真剣に取り組むことで、かつての交流を取り戻しつつあることが高く評価された。

活動概要

 山並みが続く静岡と長野の県境、標高1,165mの兵越峠の一画で、毎年10月に、戦国期をほうふつとさせる「領土」をかけた綱引きイベントが行われている。遠州軍は静岡県浜松市天竜区水窪町、信州軍は長野県飯田市南信濃から、地元の商工会青年部の強者10人ずつが対戦する。
 浜松市の最北端「旧水窪町」と長野県の最南端「旧南信濃村」とは、峠を隔てて接する。古くは遠州と信州を結ぶ街道の宿場町として栄え人と物の交流も盛んだったが、近年、自動車が普及し道路網が整備されるにつれ、両町は近くて遠い存在になっていた。そんな時代背景の中、両商工会の青年部は、同じ山間の地域住民同士、かつての交流を取り戻そうと、1987年、「国盗り綱引き」を始めた。
 ルールは3本勝負で先に2勝したほうが勝ち。勝った方が相手側に1m領土を拡げるというもの。昨年までの戦績は、遠州軍の12勝、信州軍の15勝で、国境を示す立て札は3m静岡側に寄って立っている。
 例年、会場には両商工会の女性部のバザーや地元の特産店が出店する。本戦前に子供の部、来賓や見物客が参加する一般の部の綱引き合戦がある。その後、両市長が陣羽織姿で大将口上を述べて火花を散らし、いよいよ本戦が行われる。
 「領土」をかけた大人の遊びに真剣に取り組むことで、地域住民と行政も巻き込んで、ライバルでもあり仲間でもある二つのまちの交流が復活した。