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飯田市防災情報 災害に備えて 飯田市の災害環境 地震のおこるしくみ

ページID:0007167 更新日:2008年4月18日更新 印刷ページ表示

プレートの運動が影響しています

日本周辺プレート
日本周辺プレート

地震防災対策強化地域
地震防災対策強化地域

 地球の表面を覆っている地殻は、プレートという岩盤の集まりでできており、年に数cmずつ移動しています。
 日本列島は、図のように太平洋プレートとフィリピン海プレートがもぐり込むユーラシアプレートと北米プレート上にあり、常にもぐり込むプレートによって圧力を受けています。
 日本周辺でおこるほとんどの地震は、このプレートの運動が影響しています。

海溝型地震

 移動してきた海洋プレートが、日本列島の乗っている大陸プレートの下に、毎年数cmずつもぐり込んでいます。そのときに大陸プレートは一緒に引きずり込まれて変形し、その境目には元に戻ろうとする歪みが蓄積されます。その歪みが限界に達し、急激に元に戻ろうと跳ね上がるときに引き起こされる地震を「海溝型地震」といいます。
 この地震は、マグニチュード8クラスの巨大地震で、広い範囲にわたって被害をおよぼすことがあります。東海地震はこのタイプにあたります。

注意したい東海地震

 フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下にもぐり込み、発生したひずみエネルギーによって起こる海溝型地震。この地震が発生した場合、マグニチュード8クラスの地震になると予想されています。
 1854年に南海トラフ沿いで発生した安政東海地震(マグニチュード8.4)より140年以上経過しているので、駿河湾周辺の地殻のひずみが蓄積されていることから、地震の発生する可能性が大きいと考えられています。国ではこの地震で震度5弱相当の可能性がある地域を地震防災対策強化地域に指定しており、飯田市もこの中に含まれます。
 東海地震の発生が迫ったと判断された場合、地震防災対策強化地域内では地震発生に備えて、被害が最小限になるよう準備を始めなさいという「警戒宣言」が内閣総理大臣より発表されます。

直下型地震

 移動してきた海洋プレートが、日本列島の乗っている大陸プレートに毎年数cmずつもぐり込むときに圧力などによって、内陸部の地殻に亀裂が生じて繰り返し岸壁が破壊されたり、土地ずれてくい違いを起こした場所を「活断層」といい、このときの地震を「内陸型地震」といいます。また、陸地の真下で発生することから「直下型地震」とも呼ばれています。
 この地震は、最大でマグニチュード7クラスの地震を引き起こし、地震規模は小さくても地表の浅いところで発生するため、狭い範囲で大きな被害をもたらすことがあります。

阪神大震災について

 平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災は、わが国初めて震度7を記録し、諸機能が高度に集積する都市を直撃した直下型地震であり、各方面において甚大な被害をもたらしました。

発生位置

北緯34度36分 東経135度02分 深さ16km

発生時刻

平成7年1月17日 5時46分

地震規模

マグニチュード7.2

各地の震度
震度7

神戸市須磨区鷹取、長田区大橋、兵庫区大開、中央区三宮、灘区六甲道、東灘区住吉、芦屋市芦屋駅付近、西宮市夙川のほぼ帯状の地域、および宝塚市の一部、淡路島の北東部の北淡町、一宮町、津名町の一部地域

震度6

神戸、洲本

震度5

豊岡、彦根、京都

人的被害

死者6,425名(関連死904名含)、行方不明者2名、負傷者43,772名(消防庁調べ/平成8年12月26日現在)

住家

全壊約11万棟、半壊14万7千棟

交通

鉄道:13社で不通
道路:27路線36区間てせ通行止
港湾:埠頭の沈下で使用不能

海溝型地震1
海溝型地震1

海溝型地震2
海溝型地震2

海溝型地震3
海溝型地震3

直下型地震1
直下型地震1

直下型地震2
直下型地震2

直下型地震3
直下型地震3