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道路交通の安全対策その1

印刷用ページを表示する 掲載日:2008年4月17日更新

道路交通の安全についての対策

道路交通の安全についての対策のグラフです。

(1)今後の道路交通の安全対策を考える視点
(2)講じようとする施策

(1)今後の道路交通の安全対策を考える視点

 道路交通事故による死者数が減少していることを鑑みると、これまでの交通安全計画に基づき実施されてきた施策には、一定の効果があったものと考えられます。
 今後は、従来の交通安全対策を基本としつつ、経済社会情勢や交通情勢の変化等に対応し、さらに実際に発生した交通事故に関する情報の収集や分析を充実し、より効果的な対策への改善を図り、有効性が見込まれる新規対策を推進します。
 対策の実施に当たっては、可能な限り対策ごとの目標を設定するとともに、実施において、効果評価・検証を行い、必要に応じて改善していくことが必要です。
 このような観点から、次の交通安全対策を実施します。

  • 道路交通環境の整備
  • 交通安全思想の普及徹底
  • 安全運転の確保
  • 車両の安全性の確保
  • 道路交通秩序の維持
  • 救助・救急活動の充実
  • 交通事故被害者支援の推進
  • 調査研究の充実

 更に、今後は次の視点を重視して対策を推進していくことが必要です。

1 少子高齢社会への対応

 飯田市の高齢化のスピードは速く、また、今後も高齢化が急速に進展することから、きめ細やかな交通安全対策を推進し、高齢者にとって安全で安心な交通社会の形成を図っていくことが必要です。
 高齢者の交通事故防止には、高齢歩行者と高齢ドライバーのそれぞれの特性を理解した上で対策を講じます。特に、高齢ドライバーについては、今後大幅に増加することが予想されることから、対策の強化が課題となります。
 加齢による身体機能の変化に関わりなく、高齢者の交通社会への参加を可能にするため、バリアフリー化された道路交通環境の形成を図ることが必要です。
 高齢者の事故防止を図るためには、高齢者が日常的に利用する機会の多い医療機関や福祉施設等と連携し、地域における生活に密着した交通安全活動を充実させることが必要です。
 高齢化の進展と同時に、考えなければいけないのが少子化の進展です。
 安心して子どもを産み、育てることができる社会を実現するために、子どもを交通事故から守る観点からの交通安全対策が一層求められます。

2 歩行者の安全確保

 平成18年中の交通事故死者数に占める歩行者の割合は3割を超えています。
 安全で安心な社会を実現を図るためには、自動車と比較して弱い立場にある歩行者の安全を確保することが必要不可欠であり、特に高齢者や子どもにとって、身近な道路の安全性を高めることがより一層求められます。

3 市民自らの意識改革

 交通行政に携わる者、交通機関にかかわる者を含め、交通社会に参加するすべての市民が交通事故の悲惨さを十分認識した上で、交通事故のない社会を目指し、交通事故を起こさない、交通事故にあわないという意識を再確認することが必要です。
交通安全教育や交通安全に関する広報啓発活動を一層充実し、一方的な情報提供や呼びかけにとどまらず、多くの市民が自ら安全で安心な交通社会を構築しようとする前向きな意識を持つようにしていく必要があります。
 市民が身近な地域において、自ら具体的な目標や方針を設定したり、交通安全に関する各種活動に直接かかわっていくことなど、安全で安心な交通社会の形成に積極的に関与していくような仕組みづくりが必要です。
 交通安全計画の作成にあたっては、地域の交通情勢や社会情勢等の特徴を十分考慮するとともに、地域住民の意向を反映させる工夫も必要です。
 飯田市内の交通事故の特徴を運転者に周知したり、安全運転の基本を意識してもらうため、安全運転等に関するアンケートを実施し、アンケート結果を公表するなどを検討して参ります。

4 ITの活用

 情報化社会が急速に進展する中で、安全で安心な交通社会を構築していくためには、情報を活用することが重要であり、特に、情報通信技術(IT)については、人間の不注意によるミスを打ち消し、被害を最小限にとどめるなど、交通安全に大きく貢献することが期待できます。
 ITを用いたドライバーに対する情報提供や救助・救急活動等の事業に積極的に参加し、必要な施策を取込んでまいります。
インターネットを始めとしたITの活用等により、指導者の育成を図るなど、学校や家庭、地域における交通安全教育を一層活性化していくことも必要です。