○非核平和都市宣言
昭和59年6月28日
世界の恒久平和は、人類共通の願望である。
しかるに、米・ソ超核大国による核軍拡競争は拡大均衡をめざすという口実でますます激化し、世界の平和と安全に重大な脅威と危機をもたらしている。
わが国は、世界唯一の核被爆国としてこの地球上に広島、長崎の惨禍を再びくりかえしてはならないと訴えるものである。
飯田市は、平和憲法の精神にのつとり、「非核三原則」を将来ともに尊重し、あらゆる国のあらゆる核兵器の廃絶を全世界に強く訴え、核兵器の全面撤廃と軍縮を推進し、もつて世界の恒久平和達成をめざすものである。
ここに、飯田市を「非核平和都市」とすることを宣言する。