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動く大地  ~三石の甌穴群~

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年6月10日更新

甌穴(おうけつ)とは

川底の岩盤(がんばん)の窪(くぼ)みで渦(うず)が巻いているところに石が入り込むと、石も回転して岩肌を丸く削ります。

こうして岩肌にできた円形の穴のことを甌穴といい、ポットホールともいいます。

その後、川底が浸食(しんしょく:水で削られること)で低下したり、土地が隆起(りゅうき:もり上がること)すると地面に現れ、私たちが目にすることができます。

甌穴の存在は、かつてそこに川があったことを示しています。

三石の甌穴群(みついしのおうけつぐん)   長野県天然記念物 昭和51年3月29日指定

花崗岩(かこうがん)の岩肌に、二つの甌穴がくっついてあります。

一つは長径1.4mの楕円形、深さ1.24m、もう一つは直径1.7mの円形、深さ0.6~0.9mの穴です。

およそ数万年前にできたと考えられており、天竜川の流れの変化と伊那谷の成り立ちを知る上で重要な痕跡(こんせき)です。

現在の天竜川とは約40mの標高差がありますが、ここが天竜川の一部であったなんて、想像ができないですね。

甌穴

二つのポットホールが繋がっているので、ひょうたん形をしています。

通常は水が溜(た)まっていますが、夏に日照(ひで)りが続くと、甌穴内を洗う雨乞(あまごい)が行われるようです。

下伊那各地のポットホール

市内では天龍峡の遊歩道沿いにもポットホールがあり、現在の天竜川との標高差は約70mあります。

盛り上がる大地と、それに川が抵抗して川底を削り続けた結果、天龍峡の峡谷ができました。

下伊那では豊丘村虻川(あぶかわ)に直径約7mの日本最大級のポットホールがあります。

このポットホールは、川底にあり、現在も成長中です。