ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 分類でさがす > くらしの情報 > 教育 > 生涯学習・講習 > 文化財保護いいだ > 夏休み「ワクワク考古塾」を開催しました!
ホーム > 分類でさがす > くらしの情報 > 教育 > 歴史・風土 > 文化財保護いいだ > 夏休み「ワクワク考古塾」を開催しました!
ホーム > 分類でさがす > くらしの情報 > 教育 > 文化財 > 文化財保護いいだ > 夏休み「ワクワク考古塾」を開催しました!
お知らせ
指定文化財等の紹介
各地区での文化財活用の取組み
文化財関連施設
埋蔵文化財(遺跡)の手続き等
指定文化財の管理・手続き等
リンク集1 (飯田市教育委員会等)
リンク集2 (文化財の紹介・研究等)

夏休み「ワクワク考古塾」を開催しました!

ページID:0108488 印刷用ページを表示する 掲載日:2023年8月14日更新

夏休み「ワクワク考古塾」を開催しました!

飯田市考古博物館では7月30日と8月6日に、夏休みの体験講座「ワクワク考古塾」を開催しました。コロナ禍が一旦落ち着いたこともあって多くの方にご来館いただき、ものづくり体験を通じて古代の人々の生活に思いを馳せる貴重な機会となりました。

玉づくり工房(勾玉づくり)

7月30日の午前中には、勾玉づくりを実施しました。古代の人々が材料に使ったヒスイなどの硬い岩石ではなく、簡単に削ることのできる滑石を使って勾玉を作っていきますが、それでもなめらかな曲線や傷のない仕上げにするには根気と技術が必要です。
真剣な眼差しです
傷のない見事な仕上がりです

古代のお金づくり

7月30日の午後は、国産の貨幣としては最も古いとされる富本銭と、2番目に古い和同開珎を作る体験を実施しました。当時と同じ様に金属を溶かして鋳型に注ぎこむという体験には、参加者の皆さんも興味津々でした。
スズとビスマスの合金を用いているので、100〜200度で溶かせます。
今よりずっと硬貨が貴重だった古代には、硬貨をお守りのようにして身につけていたとも考えられています

古代クッキング

8月6日には古代クッキングと題して、火起こしや黒曜石での食材切り、弥生土器(複製)での炊飯体験を実施しました。普段は展示ケースの中でしか見ることのできない石器や土器を参加者の皆さんに使ってもらうことで、それらの道具についての知識を深めてもらうとともに、今の暮らしの便利さ、昔の生活の大変さと豊かさを実感してもらいました。
リレーのように交代しながら、家族総出で火を起こしていきます
野菜や豚肉に加え、魚のお腹も黒曜石で切ってもらいました。皆さん手際が良くて脱帽です
起こした火の中に土器を据えてお米を炊きました。遺跡から出土する土器にも、しばしばおこげが残っています。
お味はいかに?
飯田市考古博物館では今後も、楽しみながら考古学を学べる体験講座を実施していく予定です。