民俗分野で探す(祭・年中行事・衣食住など)
ページID:0069823 印刷用ページを表示する 掲載日:2023年1月5日更新
祭・芸能・年中行事 / 衣食住・生業など / 有形文化財・記念物
※名称にリンクがある場合は詳細をご覧頂けます。
名 称 | 指定区分 | 所在地等 | 概 要 | 見学・備考 |
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遠山の霜月祭 | 重要無形民俗文化財(国) | 上村・南信濃 | 12月(旧暦霜月)に遠山谷の各集落の神社で開催される湯立神楽で、鎌倉時代の荘園儀礼が起源と考えられる。神名帳を奉読する神事は全国的に稀で、昼夜にわたり湯立と舞を繰り返した後、神々の面が登場する。 | 神事につきマナーを守って見学して下さい。 |
遠山霜月祭の芸能 | 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(国) | 上村・南信濃 | 三遠南信地方に伝わる霜月の湯立神楽の一典型であり、芸能史の展開を考える上で重要な神事的な民俗資料である。 | 神事につきマナーを守って見学して下さい。 |
信濃の火鑚習俗 | 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(国) | 上村程野 | 木の棒を錐のように板の上で揉んで火を鑚りだす古来の発火方法。程野正八幡宮の霜月祭のきしめ造り(12月1日)に行われる。 | 神事につきマナーを守って見学して下さい。 |
伊那谷のコト八日行事 | 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(国) | 千代・上久堅 他 | 2月8日や9日を中心に、無病息災や集落の安全を祈願する。子どもが禍をミコシや笹と共に集落の外に捨てる。 | 神事につきマナーを守って見学して下さい。 |
ことの神送り | 飯田市民俗文化財 | 上村上町 | 2月8日前後の日曜に行われる。禰宜や村人が太鼓や鉦の囃子に合わせて謡い、悪疫を村から外に追い出す。 | 上村自治振興センターへお問合せ下さい。 |
御祝棒 | 飯田市民俗文化財 | 上村上町 | 前年に結婚した夫婦の家を子どもたちが訪れ、子孫繁栄・五穀豊穣を願い、男性を象った棒で縁側を叩いて祝う。 | 正月、上村自治振興センターへお問合せ下さい。 |
下伊那のかけ踊 | 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(国) | 上村下栗 | 他の場所へ練り込み、太鼓・鉦を主要楽器として踊りかける形式のもの。災厄や祖霊を送り出すため、盆や虫送り、雨乞い行事と結びついている。 | 神事につきマナーを守って見学して下さい。 |
下栗掛踊り | 飯田市民俗文化財 | 上村下栗 | 8月15日の午後に行われる、はやしと唄にあわせて踊る雨乞い踊りで、400年前から伝わるといわれている。 | 神事につきマナーを守って見学して下さい。 |
中郷獅子舞 | 飯田市民俗文化財 | 上村中郷 | 悪疫・飢饉・その他の災害を逃れ、その年の安泰を祈願するために、獅子の太神楽舞を氏神様に奉納する。 | 実施未定 |
此田神楽 | 飯田市民俗文化財 | 南信濃八重河内 | 八重河内の此田地区に伝わる雌獅子一頭による獅子神楽で、笛と太鼓の獅子に合わせて舞う。 | 1月2日、遠山郷観光協会へお問合せ下さい。 |
正調「絵島」 | 飯田市民俗文化財 | 上村 | 江戸で流行した絵島節が、高遠から伝えられ秋葉街道の宿々で唄い継がれたが、現在では上村にのみ盆踊り唄として残る。 | 実施未定 |
大名行列 | 飯田市無形文化財 | 本町3丁目 | 大宮神社の式年祭に演じられ、江戸時代の大名行列の所作をよく伝承している。 | お練まつり(寅・申年の3月下旬) |
伊那の人形芝居 | 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(国) |
龍江(今田人形) 上郷(黒田人形)他 |
江戸時代、大阪を中心に栄えた人形浄瑠璃芝居が伝わり、伊那谷では最盛期に20座近くの芝居があったが、現在は3座が活動している。 | 4月(黒田)、10月(今田)奉納上演 |
今田人形芝居/今田人形 | 飯田市無形文化財/長野県選択無形民俗文化財 | 龍江 | 三人遣いの人形浄瑠璃で、宝永元年(1704)より伝わるとされる。 | 10月第3日曜日奉納上演 |
黒田人形芝居/黒田人形 | 飯田市無形文化財/長野県選択無形民俗文化財 | 上郷黒田 | 三人遣いの人形浄瑠璃で、元禄年間(1688~1704)より伝わるといわれる。人形の操法に手と呼ばれる古い型を伝える。 | 4月第2日曜日奉納上演 |
正月行事 | 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(国) | 門松やお年取り、ほんやりなどの行事。日本の年中行事の最も中心的なもので、その年の繁栄を祈る行事であったが、現在は急速に信仰色が失われつつある。 | 家庭・地域での行事です。 | |
盆行事 | 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(国) | 送火、迎火、盆踊りなどの行事。仏教の影響を強く受けているものの、民間の行事の実際には祖霊を祀って供養するという、日本固有の性格が伝えられている。 | 家庭・地域での行事です。 |
名 称 | 指定区分 | 所在地等 | 概 要 | 見学・備考 | |
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味の文化財 | 味の文化財 | 長野県選択無形民俗文化財 | 県内一円 | 長野県における伝統的な食文化の代表事例であり、市内では下記の事例が該当する。 | |
御幣餅 | 炊き立てのうるち米を潰して串に刺して、ミソあるいはしょう油とクルミ・ゴマなどのタレをつけて焼いた食べ物。 | 市内各所で販売 | |||
野沢菜漬け | 野沢菜は信州を代表する漬物。 | ||||
焼き餅 | 上村他 | そば粉などを捏ね、餡として季節の野菜やサンマなどを入れ、乾かした後に囲炉裏の灰の中に入れて焼いたもの。遠山ではソバ団子と呼ばれる。 | |||
手打ちソバ | 上村・南信濃他 | ソバを麺にしてつけ汁にして食べる、いわゆる切り蕎麦のこと。 | |||
飯田市伊豆木の鯖鮨 | 長野県選択無形民俗文化財 | 伊豆木 | 10月7日の八幡宮祭典に奉納される姿鮨と家庭で食べられるチラシ鮨がある。伊豆木小笠原初代長巨が上方に出陣した際の兵糧食といわれる。 | ||
南信州の柚餅子 | 長野県選択無形民俗文化財 | 南信濃他 | 味噌・米粉・うどん粉・砂糖・クルミなどをまぜ、柚子の実の汁を加えて蒸した菓子である。 | ||
木曽の朴葉巻・下伊那南部の朴葉餅 | 長野県選択無形民俗文化財 | 上村他 | 米の粉を捏ねた皮で小豆の餡を包み、朴の葉でくるんで蒸し上げたもの。 | ||
遠山郷の二度芋の味噌田楽 | 長野県選択無形民俗文化財 | 上村・南信濃 | 二度芋はじゃがいもの在来種で、甘味があり、煮物などに使っても煮崩れしない。これを味噌田楽にして炭火であぶった郷土食である。 | ||
長野県下の代表的民家の間取り・使い方 | 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財 | 長野県 | 本棟造は、切妻造り妻入りで緩やかな勾配の屋根をもち、雀おどしと呼ばれる棟飾りがつくこともある。その間取りはほぼ正方形である。 | 個別の指定等はありません。 | |
天竜川の舟下り | 飯田市無形文化財 | 松尾・龍江 | 日本における観光川下り舟の草分けの一つであり、操船・造船技術に地域的な特徴が認められ、その技術が継承されている。 |
松尾:信南交通株式会社天竜舟下り 龍江:天龍ライン遊船有限会社 |
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中馬制 | 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(国) | 長野県 | 塩などの必要な物資を馬を用いて運送するもので、特に大規模な輸送の組織として著名である。農民がこれに従事し、多くの物資を信濃と三河・尾張との間を往復運搬し、飯田はその中心地であった。江戸時代後期から明治年間にかけてが中馬の最盛期であったが、その後近代の輸送機関の発達につれて急速に衰退した。 | 現在は行われていません。 |
有形文化財・記念物
上郷黒田2346 下黒田諏訪神社
南信濃和田1192 遠山郷土館 和田城
南信濃和田1192 遠山郷土館 和田城