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平成28年度飯田市キャリア教育推進フォーラムを開催しました。(その3)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年3月7日更新

第11回飯田市キャリア教育推進フォーラム開催(その3)

  前号(その2)に引き続き、今号(その3)では、講評とジュニアリーダーの皆さんの感想についてお知らせします。

 今年の講評は、長野県教育委員会 教学指導課 教育幹兼係長の佐倉 俊 様からいただきました。

 

講 評

 

竜峡中女子JL

 これより、講評と閉会式に移ります。進行を飯田東中学校のジュニアリーダーが行います。

飯田東中女子JL

 進行を務めます 飯田東中学校JLです。早速ですが、ここでご講評を頂きます。

 長野県教育委員会 教学指導課 義務教育指導係係長 佐倉 俊 様  お願いいたします。

 

講 師

 あらためまして皆様こんにちは。今ご紹介いただきました県教育委員会教学指導課の佐倉と申します。よろしくお願いいたします。

 始めに、第11回飯田市キャリア教育推進フォーラムが「働くこと 地域に生きること」をテーマに、力強く開催されましたことをお慶び申し上げます。大変おめでとうございます。そしてこのフォーラムの席に同席させていただいたことを心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 それでは、お時間を頂きまして、講評ということには不十分になるかも知れませんが、一言お話しさせていただきます。まず最初に、結いジュニアリーダーの皆さん。司会進行をはじめ、このフォーラムの運営お疲れさまでした。本当に立派で、非常に今感動しております。時間を見ながらの全体進行、キャリア教育フォーラムフリートーク、今行われました。非常に難しいやりがいとか地域との関わりという課題に対して、参加者と意見交換。臨機応変に的確にとらえて進行することができ、追究が深まっていたんではないかなと思います。皆さんもおわかりのことと思いますが、今日のこのフォーラムに関わったこと、携わったことこそが、キャリア教育の学びの一つだと思っています。おそらく、結いジュニアリーダーの皆さんだけでなく、参加してくださった皆さんみんなが、地域の方々の思いや願いに思いを巡らせた一時だったのではないでしょうか。その中で、その人々、地域の人たちの思いや願いを知り、また気づき、感謝しながらこのフォーラムに自ら関わっていたんではないかなあとそんなふうに思います。講師1リーダーの皆さんだけでなく、今日意見を言ったりここに参加した皆さんみんなが、自ら関わるそういったことが、その力が伸びて生きているんじゃないかな、そんなことを感じました。ぜひ、その自ら関わるという部分も、このキャリア教育で大事にしている力の一つですので、これからも大事にしていっていただけたらなあというふうに感じました。

 また、丸山小学校3年生の皆さんの「カルバートボックス壁画の制作」からも、実際のふるさと飯田のよさを知り、具体的にはりんご、梨、干し柿、人形劇、獅子、水引等々、絵を制作する中で、さらにふるさと飯田のよさを知り直し、言葉の中に「飯田が好きになりました」という言葉がありました。そんなこと、本当にすばらしい学びだったなあと感じます。

 また、飯田女子高校の調理クラブの皆さんからは、「焼き餅作り」「水とん作り」伝統料理というものを知りながら、地域のお年寄りの方々と関わりながら、新しい視点で地域を見直していったところ、具体的にまたお年寄りのコミュニケーション能力のすごさに気づいたり、また、思いやりの大切さに気づいたすばらしい発表を聞かせていただきました。私ども今日来た人間は、長野から参りましたので、わかっていないので、ぜひ食べてみたいなあ。「アップル焼き餅」「お好み焼き風焼き餅」「おしゃれな水とん」しっかりメモを取らさせていただいたんで、又ぜひ食べさせていただきたいなあと感じました。

 またこのことは二つの丸山小学校また飯田女子高校の皆さんの発表からはやはり、ふるさと飯田の方々と関わり、またつながる中で、また飯田のよさに気づき、また私たちの飯田というふうに思いを深めていったんではないかなあというふうにそんな思いが伝わってきました。

 そのことは三行詩やポスター、またキャリア教育作文も同様で、お家の方々と関わり、ふるさと飯田の方々と関わり、家族や地域の方々との結いの力を育んでいるなあと、よく伝わってきました。三行詩からは、印象的なフレーズとして「みんなで集まる幸せの時間」「煮干し入り大当たり」「テレビ消し」「おそようさん」「小さいお母さん」ということで、非常にその家庭の温かさ、家族とのつながりということを感じさせてもらったり、また作文の方からは、山路君の作文からは、周りのことも考えて行動する、今村さんの作文からは、様々な人たちに優しくしたいという、人との関わりに気づき大事にしていきたいという思いが伝わってきました。どちらもやはり結いの力というものが育まれてきているなあということを感じました。

 講師2今日のフォーラムは、小学生は小学生の、中学生は中学生の、高校生は高校生の大変すばらしいすてきな姿を見させていただき、私たちも大変幸せな思いをさせていただいた時間であります。

 最後になりますが、皆さんにキャリア教育の学びについて、二つの乗り物に例えてお話をさせてもらいたいと思います。一つは、一輪車です。一輪車には乗れますか。乗れる人。ほお、居ますね。おそらく、一輪車に乗れる人にとっては簡単かも知れませんが、一輪車は倒れずにバランスをとりながら前に進むということが大事な乗り物かと思います。ま、そんな偉そうなこと言っていますが、私は乗れませんが。それで、小学生、中学生、高校生の皆さんには、ぜひ、一輪車に乗るようにですね、人の心の痛みがわかるなどの豊かな人間性と、自ら学び自ら考える力等の確かな学力、その二つのバランスを育みながら、前へと進んでいって欲しいなあ、バランスよく前へ進んでいって欲しいなあと願っています。

 もう一つは、ちょっと全然大きさが違うんですが、タンカーです。大きな船を思い浮かべてもらいたいんですが、このタンカーというのは飛行機と違って目的地に向かいゆっくりゆっくりと進んで行きます。また、向きを変えようと思っても自転車や車と違って方向をすぐには変えることはできません。皆さんにもぜひ、今日多く語ってもらった自分の将来の夢や希望という目的地に向けて、多少の困難なことはあるかと思いますが、目指した方向をあきらめて急に変えようと思ったりせず、ちょっとずつゆっくりと検討しながら、また修正しながらでもいいです、じっくりと進んで行って欲しい。そんなことを願っています。ぜひ皆さん、がんばって下さい。

 最後になりましたが、このようなすばらしいフォーラムの開催を、また子どもたちの学びをお支えいただきました牧野市長様、代田教育長様はじめ飯田市キャリア教育推進協議会、飯田市教育委員会の皆様、各校の先生方、ご家庭の皆様、また地域の皆様、すべての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。本当に今日はすばらしい会に参加させていただきました。ありがとうございました。終わります。

ジュニアリーダー感想

 最後に、フォーラムの運営に関わったジュニアリーダー自身の感想を紹介します。

 

ア 多くの人の様々な意見で、見方考え方を広めたり、他校の様子を知るよい機会となった。

ジュニアリーダー1・ 他校の中学生と交流すると、いろいろな考え方が出てきて驚きました。(女子JL)

・ 今まで私たちが遠山へ行ったりして、いろんな方からお話をお聞きしたり、自分で考えてみたりしていたけれど、身近な人たちと考えたり意見を出し合えたことが、とても新鮮でした。(女子JL)

・ たくさんの人の意見を聞き、とてもおもしろい考えや、ためになる意見をたくさん聞けて、とても楽しかった。(男子JL)

・ フリートークでは、いろいろな人がフロアからも意見を出してくれたので、とてもおもしろかったです。ジュニアリーダーの話し合いでは出てこなかったような考え方や意見もたくさんあって、良かったなと思いました。(女子JL)

・ 中学生の参加人数が多く、他の学校の良いところを知る良い機会だと思う。もう少し、小学生、大人の人の視点からも意見を聞けたら良いと思う。(女子JL) 

 

イ 大人の方の考えも聞き、一緒に考えることができてうれしかった。

・ 発言のときに、中学生だけではなく、大人の人たちも積極的に発言してくれたのでうれしかったです。(女子JL)

・ 大人の方も意見を出していただいて、「ああ、なるほどな。」と思うことが多々ありました。(女子JL)

・ 一つ一つの意見が大きなものになるチャンスでもあると思います。飯田市の子どもと大人で議論し合う良い機会、来年も見に行きたいです。(女子JL)

 

ウ 大きな会を運営する貴重な機会となった。

・ とても緊張した。司会の時は、隣りの人と協力しながら進めていくことができた。他の人に、自分たちがどのような活動をしてきたか発表することができてよかった。(男子JL)

・ こんな重要な機会はなかなか無く、良い体験だった。(男子JL)

・ 今までの活動のまとめができたし、あんなにステージに上がるというのはあまりなかったので、とても新鮮でした。(女子JL)

・ 一年間やってきたことを全て出し切ることができた。担当したフォーラム司会。司会の視点から見て、思っていたより多くの意見が出され、想像以上に広げることができよかった。(女子JL)

 

エ これからの活動に向けて

・ 大人よりも、中学生の方が発言を多く出してくれていて、中学生でも真剣に未来のこと地域のことを考えられるんだと、深く実感できたフォーラムでした。このフォーラムで終わりにするのではなくて、これからどう活かしていくか私たちにかかっていると思います。(女子JL)

・ 子どもが中心となって行われたこのフォーラムを、もっと知ってもらって、たくさん行われた方がいいなと思いました。(女子JL)

ジュニアリーダー2

まとめ

 年5回の結いジュニアリーダー育成講座の活動発表の場として、また市内小中高等学校のキャリア教育の取り組みの様子発表の場として、さらにその発表を通して多くの市民の皆さんにキャリア教育の現状を知っていただき、飯田市におけるキャリア教育の一層の推進を図ることを願ってこのフォーラムを開催しています。今年度も、ジュニアリーダーの皆さんの活躍と、ご参加いただいた皆さんのお力で、すばらしい会となりました。ありがとうございました。

 中学生が、協力してこうした会を運営することや、会の中で自分の考えを述べたり、話し合ったりする姿を見るにつけ、前途有望まことに頼もしい限りです。また、働くことの意味を考えたり、一市民としてふるさと飯田に目を向け、今自分ができる範囲で「自分が地域にどうかかわっていくか」を考えたりしたことは、ふるさとに誇りと愛着とを持ち、将来にわたって「家庭や地域・社会で様々な役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現していく力(自分らしい生き方を実現する力)」を伸ばしていくための大事な機会になったことと思います。 

 今年は、市内中学校から150人を超える大勢の中学生にご参加いただきました。参加した中学生からは、普段あまり考えない「働くことの意味や地域との関わり」について考えたり、他校の中学生と直接意見交換ができたりしたことはよかったという感想が多く聞かれました。その一方で、ジュニアリーダーの活動やキャリア教育推進フォーラムのことが学校であまり知られていない、ここでの話し合いをこの場だけで終わらせることなく、今後に活かしたいといった声も聞かれました。

 次年度は、今年同様多くの中学生に参加を呼びかけると共に、小学生・高校生をはじめ地域の大人の方々にも大いに話し合いに加わっていただけるようなフォーラムにしたいと考えています。そのために各中学校とは、ジュニアリーダーを通じて年間を通した連携を一層充実したものにしたいと考えています。