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平成29年度飯田市キャリア教育推進フォーラムを開催しました。(その3)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年3月1日更新

第12回飯田市キャリア教育推進フォーラム開催

平成29年度飯田市キャリア教育推進フォーラムを開催しました。(その3)

前号に続き、今号ではフォーラム(フリートーク)の様子を紹介します。

フォーラムの中のフリートークは、第8回から始まり、今年で5回目の取り組みとなります。この会が、一方的な受け身の会ではなく、参会者も含めて会場にいる全員が主体的に考え発信し合うことのできる会にしようと、フォーラムの後半部フリートークの場を設定したものです。

例年、ジュニアリーダーから話題を提起し、それについて話し合いを広げていく形をとっています。今年は、ジュニアリーダー育成講座での課題追究や各中学校でのキャリア学習を基に、みんなで考えることを話題にしたいということで、「仕事の意味」「地域社会への関わり」「私の未来・飯田の未来」をテーマに話し合いました。

以下、概要をお知らせします。

当日の様子

柱1 働くことの意味について

ジュニアリーダー問題提起
皆さんは、「働くこと」について深く考えたことはありますか?また、働くことはどんなことだと思いますか?仕事は、大変だけど、お金を稼ぐためだから仕方がないと思って働いている人もいると思います。しかし、それだけではないと思います。私は、仕事をする上で、「やりがい」は、とても大切だということを知りました。誰かのため、みんなのために仕事をすることが「やりがい」につながっていくのかもしれません。

旭ヶ丘中生徒
Aコープで職場体験をしました。お客様のためお店のために何ができるか常に考えることが必要でした。そうしたことから働くとは、人のためにすることだと思いました。

緑ヶ丘中生徒
福祉施設で職場体験をしました。そこでは一人一人に対して接しかたが違いました。働くとは自分も含め誰かのために働くことだと思いました。

ジュニアリーダー
生活のためにお金が大切だと思います。

ジュニアリーダー
お金は大切と思うが、お金だけでは幸せにつながるとは思いません。

ジュニアリーダー
幸せになるためには、ある程度の生活の水準が必要です。だからお金は大切だと思います。

旭ヶ丘中生徒
私たち中学生はまだ働くことができないので、だれかの世話になるしかない。働くとは、将来子どもの頃の恩返しをすることだと思います。

緑ヶ丘中生徒
仕事は生活するために必要。その仕事がないと生活できない人もいるので、生活するため仕事が存在すると思います。

高校生
仕事とは、自分自身を主張するため。自分自身が成長するためだと思います。

高校生
好きなことを仕事にしてやりがいを感じること。働くことで社会に関わるきっかけになり、社会に自分の意志や意見が言えるようになると思います。

遠山中生徒
職場体験で行った消防署の人は、お金よりも地域への感謝を伝えることと言っていました。

飯田西中生徒
職場体験で接客を体験しました。接客は自分を高めるチャンスと思ったので、仕事は自分を磨くためにあると思います。

緑ヶ丘中生徒
働く目的は、賃金を稼ぐこと。雇用が生まれ、また、税金を払うことで社会に貢献していると思います。

ジュニアリーダー司会
これまで出た意見をまとめると、働くとは、お金のため、生活するため、自分磨きのため、社会に貢献するためなどがでました。ちがう視点で意見がある方はいませんか。

高陵中生徒
働くとは何かやりがいをみつけることだと思います。今は勉強をしてこれから生きる目的を見つけることにつながっているから、働くことによって生きてく上でのやりがいを見つけることだと思います。

竜峡中生徒
自分磨きや地域に貢献するためだと、きらいな仕事の場合は、うまく続かないので自分の好きなことや趣味をするものだと思います。

旭ヶ丘中生徒
今やりたい仕事の1位はユーチューバーです。本当に好きなことを仕事にしている人がいると思いますが、働くことの意味に正解はないと思います。一人一人考えが違っていていいと思いました。

鼎中生徒
仕事は、いろいろなものを犠牲にしてお金が生まれます。先ほど発表にあったブルーベリー農家の方は賃金の代わりに満足感を得ていました。働く対価として何を得るかだと思います。

遠山中教師
私も昔は、早くお金を稼いで自立したい、好きな仕事をしたいと考えてこの職に就きました。ただそれだけでは続かないと思いました。今は、やりがいを得て、誰かのためにという気持ちがプラスされて続けられていると思います。中学生の素直な意見を聞いて改めて自分自身を振り返る機会となりました。

飯田西中教師
中学生のときから体育の先生になると決めていました。自分の好きなことが仕事にできることは素晴らしいと思い、夢を持って勉強してきました。先生は、生徒に教えるだけでなく、働く中で生徒やたくさんの人と出会います。保護者や地域の方とのつながりを大切にしていきたいと思っています。

当日の様子

柱2 地域との関わりについて

ジュニアリーダー問題提起
なぜ私たちは地域に関わるのでしょうか。このことを、遠山での宿泊体験学習を通して学びました。遠山は、現在少子高齢化が課題ですが、自然あふれる美しい場所で、霜月祭りも有名な、とても素晴らしい所です。そこで働いている人たちは、とても生き生きしていて、やりがいを持っていました。遠山で働いている方たちは、遠山のことが大好きで、遠山が活性化するように自分から考えながら働いていると思いました。地域に関わることは、積極的に地域のためになることをすることだと思いました。そのためにまずは、地域の行事に積極的に参加して、地域のことを知っていくのが地域に関わる第一歩だと思います。

竜東中生徒
千栄小ではどんぐりの会という地域の方が読み聞かせや餅つきなどをしてくれるボランティアがあります。年々ボランティアが減っているので、将来その活動に参加出来たらよいと思います。

高陵中生徒
地域の方に支えられて生活しているので、その感謝の意味を込めてごみ拾い登校や語る会などで地域の方との関わりについてを議題にしています。

旭ヶ丘中生徒
最近雪が降ったんですが、近所の方はすぐに雪かきをしていました。この当たり前のことですがすごいことだと思います。小さなことでもできる人になりたいです。

飯田西中生徒
先日地域の公民館のお正月遊び教室に参加しました。事前に地域の方に凧作りを教えてもらって、当日は小学生に教えました。こういった伝統行事を地域の中で引き継いでいけるといいと思います。

ジュニアリーダー
地域での活動は、多くの人がやらされ感があると思います。

高陵中生徒
やらされ感をなくすためには、周りの人の考えを変えることが大切だと思います。

旭ヶ丘中生徒
旭中の前議長はごみ拾い登校の呼びかけ方を工夫しました。楽しんで参加できるようサンタクロースはいるかいないかなどアンケート制で数を競わせるなど工夫しました。そういうことも必要だと思いました。

高陵中生徒
いろいろな人が参加しやすいような活動にしていくことが大切だと思いました。

緑ヶ丘中生徒
奉仕委員会が実施しているポンポン活動は、全校で100%を目指しています。誰かのためにやろうという考えでやるといいと思います。

飯田西中生徒
この活動は何のためにやっているのかを確認しないから、やらされているという思いがあると思います。

竜峡中生徒
興味がない人に言っても何も変わらないと思います。

旭ヶ丘中生徒
興味を持たない人にどうすれば興味をもってもらえるか考えることが必要だと思います。

旭ヶ丘中生徒
やらない人にいくら言ってもむだなので、順位付けなどをして競い合うと楽しめてできるのでいいと思います。

高校生(2年前のジュニアリーダー)
2年前に皆さんと同じように遠山へ行ったりして地域の関わりについて勉強しました。やらされ感があると消極的になってしまいます。今、飯田高校では、地域との関わりについてグループに分かれ、自分たちでやりたいことを計画して実行しています。そこで飯田のいいなと思うことは、やりたいと思ったときに人がつながっていって実現できることです。

旭ヶ丘中教師
どの学校でもごみ拾い登校や資源回収をしていることが分かりました。それを中学生がやっているところに意味があると思います。地域の方にがんばっている中学生の姿を見てもらうことが大事です。また、地域の方からお礼をいただいた時には、それを中学生にかえしていきやりがいを持ってもらえるといいと思います。

当日の様子

柱3 私と飯田の未来

ジュニアリーダー問題提起
僕はスポーツが大好きです。将来、そのスポーツを通して地域に関わろうと思っています。仕事は、自分の地域に病院を建て、スポーツをしている子供たちのケアなどをしたいと思います。他にも、社会体育のコーチとして学校の部活の指導をしたり、スポーツクラブを立ち上げて、クラブの活躍がこの飯田市に元気を与え、地域を盛り上げることができたらいいと思っています。

ジュニアリーダー問題提起
私は、将来、洋服をつくる仕事に就きたいと考えています。この仕事は、きっと飯田ではできない仕事だと思います。ですので、私は東京に住みたいです。日本の中心である東京で、新しいものや情報を常に吸収していきたいです。しかし、十年後には、飯田市と東京を結ぶリニア中央新幹線が開通する予定です。もしかしたら、飯田にいながら私の願いが叶うかもしれません。また、東京に住んでいても、今よりもずっと飯田に帰って来やすくなると思います。もし、この飯田の地を離れることがあっても、飯田の魅力を発信して、飯田に貢献していきたいです。

高陵中生徒
将来は飯田に残って働きたいと考えています。警察官になって飯田の治安を守りたいと思います。育った飯田で貢献することが恩返しになると思っています。

遠山中生徒
飯田に貢献するためにも、東京で学んでから飯田に帰ってきたいです。

緑ヶ丘中生徒
将来は都会にでたいと思います。行ってみて学んだあと飯田でできることをやりたいと思います。

緑ヶ丘中生徒
東京の方ができることが多いので飯田を離れたいと思います。

高陵中学校生徒
都会は、田舎に支えられていると思うのでそういところから恩返しをしていきたいと思います。

ジュニアリーダー
これからはネット社会になるので、飯田にいてもできることがあると思います。なんでも都会に行けばいいわけではなく、飯田だからこそできることもあると思います。

竜峡中生徒
飯田は自然がたくさんあって過ごしやすいと思いますが、大都市の方が便利で通勤・通学がしやすいと思います。

鼎中生徒
飯田の中ではできることが限られてしまいます。一度外へ出るのもいいと思います。

高陵生徒
以前先生がクラスのみんなに飯田に残るか外へ出るかの質問をしたときに大体の人が外へ出たいという意見でした。都会は楽しいことがいっぱいあると思うけど、飯田にも特色やいいところがあるので、都会にない楽しさを発見したり作っていけばいいと思います。

緑ヶ丘中生徒
将来は先生になって飯田で働きたいと思います。飯田の未来は、飯田の中で差がなくなるといいと思います。下久堅に住んでいますが、学校まで遠いとか、お店もないし電車も通っていないので、どこにいっても同じことができるまちになればいいと思います。

緑ヶ丘中生徒
都会は人が多くて住みにくいとよく聞きます。飯田にしかないものをもっと発信して、飯田を住みやすくすればいいと思います。

緑ヶ丘中生徒
将来は、やりたいことがいっぱいあってまだ決めていませんが、親がやっている農業をして飯田市の未来に貢献できればいいと思います。

高陵中生徒
リニアで都会に出ていく人が多くなると思いますが、今ある飯田の文化を大切にしたいと思います。

飯田西中生徒
飯田には多くの特産物があります。水引はあまり知られていないのでもっとPRしていけばいいと思います。

高陵中生徒
飯田にしかないいいところをインターネットで広めればいいと思います。

高校生
飯田に住んでいる人がリニアを利用しないといけないと思います。そうしないとリニア駅を使う人がいなくなると考えます。これから10年後には今ある仕事の7割が消えて、新たな仕事が増えるといわれています。私は飯田に住みながら最先端の仕事をしたいと思っています。リニアができて首都圏に通勤できても昼間人がいないと意味がないと思います。市長のA案・B案以外にC案として飯田にいながら好きな仕事を好きな場所でしたいと思います。飯田で仕事が確保され、魅力ある教育をすれば、飯田に人が入ってきて、飯田との関係人口が増え、活性化すると思います。

大人(企業)
これから30年の間に富士山の噴火や大災害が起きる可能性は極めて高いといわれています。災害が起きた時、すべてが集まる首都圏では多くの死者がでます。人口減少に歯止めがかからないのは、こどもがたくさん集まる地方から、未婚率が高い都会へ行ってしまうからだと思います。この地域を守れるのはここに住む人たちだけ。この地域を魅力的に写すのはそこに住む人たちです。この地域を動かすのは人でありここにいる一人一人です。皆さんには多角的な視野を持って今を捉え考え行動してほしいと思います。

大人
このフォーラムのミニ版が地域で行われるとよいと思います。中学生の生の声を大人に知ってもらうことが大事だと思います。

緑ヶ丘中教師
先ほどの生徒の意見に反対の意見です。下久堅に駅がなくてもいいと思います。地域間の格差をなくすのではなく、それぞれの地区にはいろいろな魅力があってそこにしかない良さがあります。

高陵中教師
私の母校である高校が最近合併でなくなってしまいました。皆さんにふるさとがなくなるというさみしい思いをさせたくないと思います。ネットが普及し、飯田で仕事ができるようになるという意見がありました。とっても賛成ですが、相手が日本だけでなく世界のライバルが増えることにもつながります。そういった時代に行きぬくために皆さんには、勉強だけでなく、生徒会など役員をやってこういった場で発言する力をのばしてほしいと感じました。

県教委指導主事
ここを舞台にしたキャリア教育は素晴らしいと思います。地域で学んだ君たちだからこそ、学校の授業とも結び付けてほしいと思います。

高陵中生徒
自分の未来や飯田の未来について、いろいろな意見が聞けてよかったです。

当日の様子

 

その4に続きます