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平成29年度第2回飯田市キャリア教育研修会を開催しました。

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年2月16日更新

飯田市キャリア教育研修会

平成30年2月2日 (金曜日)本年度第2回目の飯田市キャリア教育研修会を開催しました。

【趣旨(研修のねらい)】

次年度市内小中学校キャリア教育計画作成に供するため。特に、「LG飯田こども未来事業」の理解を中心に、G視点を明確にした「ふるさと学習」のキャリア教育年間指導計画への位置づけと、中学校区で一貫したキャリア教育の体系化について研修する。

【研修会内容】

1 第2次飯田市教育振興基本計画におけるキャリア教育の位置づけについて・・市教委事務局より説明

 ・12年間の取り組み・・・6つの方針、12の柱
 ・4年間の取り組み・・・三つの重点目標
 ・LG飯田教育の推進について

2 LG(地域・地球)飯田こども未来事業について・・・市教委事務局より説明

 ・LG(地域・地球)飯田こども未来事業の説明
 ・LG(地域・地球)飯田こども未来事業に係る事例発表
  G視点の理解と活動例の紹介
   小学校低学年(上久堅小3年「地域の方言で表現する人形劇」
   小学校高学年(丸山小5・6年「飯田市のいいところを発信しよう」)
   中学校(旭ヶ丘中1年「榧の実チャレンジ」)

研修会の様子

3 演習 

 ・中学校区ごとの小中一貫した指導計画の作成
  中学校区ごとのグループによる演習
 ・ふるさと学習を系統的に位置づけたキャリア教育年間指導計画について
 ・L視点とG視点、それぞれについての系統的な位置づけ(フローチャート的表示)
  G視点のモデル事例作成

研修会の様子

4 キャリア教育小中一貫年間指導計画に基づいた各校の年間指導計画作成について

 ・新年度教育計画作成に関わるお願い

5 キャリア教育全般にわたる質疑応答・振り返り

 

【参加者感想・意見】(アンケートから抜粋)

 1 飯田市教育委員会に対する質問・疑問・問題等

・地域(ふるさと学習)と、一般的にいわれるキャリア教育とは、私の中ではあまり関連性を見いだせていないのですが、その点についてもう少し教えて欲しい。飯田こども未来事業で、キャリア教育本来の目標はどのように達成されるのでしょうか。

・G視点的活動の子供たちの気持ちの向け方やそれらの活動の時間的制約を考えると、難しいのかなと感じている。時間は既にL視点的活動で精一杯ですし、低学年の子供たちに世界的な視点興味を持たせるにはどうしたらいいのか・・・

・外国語、プログラミング等、これまでにない学びが入ることにより、時数は頭を抱える問題です。持ち時間は限られておりどの程度まででよしとするのかお示しいただきたい。

・子どもの伸びを考えれば、視点を持って行くことはよいと思います。時数との中で「ふるさと学習で何を学ばせるのか、深めるか」外国語の時数も増えて各校困っていると思います。教委としてどう考えているか。

 

 2 第2次飯田市教育振興基本計画におけるキャリア教育の位置づけ及び、LG飯田こども未来事業について

・「世界」といわれてしまうと、子供たちの意識が追いつかない部分があり、特に低学年の子には難しいと思っていましたが、来年度は「世界」といった視点が外れるので(全学年にかかっていたこと)やりやすくなったと思います。

・これまでLの視点ではふるさと活動に力を入れて行ってきたが、Gの視点はなかったと思うので、すぐに地球規模・世界といっても難しいが、他地域と比べて見ることでふるさとの良さがより深まると思うので、できるところから実践していきたい。

・G視点とは、「地球規模で物事を考え、ふるさと学習や体験学習の内容を深めるための視点」と記されており、新しい学習指導要領の「深い学び」につながると思います。

・「G」について今年度は悩みました。「視野を広げるために」と考えることで、考えやすくなりました。「L」が深まるような「G」を考えたいと思います。

・例を挙げて具体的に説明をしていただいたこと、「G視点」が「世界」→「他地域・日本・世界」という考え方に変わったこと、この二つのおかげで、少しずつLG教育のカリキュラム編成の仕方が見えてきた。

・Lの視点について、校内で広めていかなくてはならないと思いました。

 3 グループ演習について(キャリア教育の小中一貫年間指導計画へのL視点G視点の位置づけ)

・中学校区でキャリア教育について話題にする場が今までなかったので、今回は良い機会となりました。

・旭ヶ丘中学校区のように、ねらいを系統づけて9年間のカリキュラム作成をしていけば、活動は様々でも位置付いていくことがわかり、作成していく見通しを持つことができました。

・同じ中学校区の中でこういった演習の時間をとっていただいたおかげで小中一貫のカリキュラムの姿が見えてきたように感じました。来年度は、小中連携の中で「ふるさと学習」のグループが継続されるようなので、そのなかで深めていければと思いました。

【まとめ】

 今年度は、第2次飯田市教育振興基本計画がスタートしたことを受け、LG(地域・地球)飯田教育を中核に据えたキャリア教育の推進を図ってきました。初年度ということで、各校に定着した「ふるさと学習」に「G視点(地球規模)」を加えるということで、各校の学習を支援して参りましたが、1年間の実践を経て、「G視点」の学習を仕組むことが難しいという声を受け、今回の研修会を設けました。
 具体事例で説明したことや、中学校区毎の演習を設けたことなどにより、参加者から「よく理解できた。」との評価を頂けました。その一方で、各校で課題にされている事柄についてもご意見を頂きました、それらにつきましては、今後も共々に考え支援を図って参る所存です。
 今後は各校・各中学校区にて、LG(地域・地球)飯田こども未来事業の理解を中心に、G視点を明確にした「ふるさと学習」のキャリア教育年間指導計画への位置づけと、中学校区で一貫したキャリア教育の体系化についての研修を深めていただき、新年度のスタートに備えていただければ幸いです。