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「飯田・宇宙教育」

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年3月1日更新

「飯田・宇宙教育」とは?

 私たちが住んでいる地球は、広大な宇宙に存在しています。果てしなく広がる宇宙は解明されていない謎が多く、人類を惹きつけてやみません。そんな宇宙が持つ魅力とこの地域ならではの資源や人材を生かした教育を、飯田市では平成28年度から「飯田・宇宙教育」としてスタートしました。
 「飯田・宇宙教育」は、「ひらけ!宇宙へのとびら」をキャッチフレーズに掲げ、(株)コルク様と小山宙哉様のご協力により『宇宙兄弟』からの応援をいただき、推進しています。
ロゴ

 宇宙教育には、「宇宙を素材とした理科や科学の教育」や、「宇宙関連技術に関する専門的な教育」のほか、「地球をひとつの生命体として捉え、広く世の中を見渡し深く考えていく、グローバル教育」としての側面もあります。

 『宇宙兄弟』とは?(外部リンク)【宇宙兄弟公式サイト】

なぜ飯田で宇宙教育?

宇宙教育を行うことで、以下のような飯田が抱える課題を解決し、「将来目指したい姿」へ発展していくことが期待されます。
表

実は!飯田はこんなに宇宙に近い

日本で唯一!御池山隕石クレーター

 御池山隕石クレーターは、上村地区のしらびそ高原の一角にあります。一般的にクレーターは円形ですが、御池山隕石クレーターは半円形の地形になっていて、一見クレーターには見えません。御池山隕石クレーターを発見した坂本正夫さんはクレーターであるという証拠を探すため、時間を見つけては御池山に通い、周辺の地形や地質の調査、岩石の分析などの研究を数十年間続けました。当時は、クレーターの研究者や文献が日本にはまったく無く、インターネットも無い時代でしたので、どんな研究をすればいいのか分からず、また海外の文献を手に入れるのも一苦労でした。そんな中でも国内外のさまざまな機関にご協力いただき、平成22(2010)年に御池山隕石クレーターについて「国際隕石学会」の学会誌で発表し、クレーターであると国際的に認められました。
 日本には他にもクレーターだと考えられている場所がありますが、国際的にクレーターだと確認されているのは御池山隕石クレーターだけです。

クレーター

身近に観察できる美しい星空

 しらびそ高原は、日本有数の星空観察の名所で、全国から星が好きな人たちが集まる場所です。このしらびそ高原は、標高2,000m級の山であるにもかかわらず、星空観察スポットに車で行くことができます。飯田に住んでいると当たり前のように思うかもしれませんが、このような場所は他の地域にはなかなかありません。
 また飯田は、自然が豊かで光による影響が少なく、住宅街でも星空を見ることができる星空観察に適した場所です。

しらびそ

航空宇宙産業の取り組み

 飯田では、多様な産業の育成に取り組んでいますが、その柱の一つが、航空宇宙産業に関するさまざまな取り組みです。
 「飯田航空宇宙プロジェクト」は、精密加工技術の集積地として発展してきたこの地域で、航空機事業を営む事業所が一体となり、航空機部品の共同受注などを通して、飯田下伊那の航空宇宙産業を活性化させることを目的に展開されているプロジェクトです。航空宇宙産業の一大集積地の形成を図るために国から指定を受けた「アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区にも組み込まれ、今後のさらなる成長が期待されます。
 また、信州大学南信州・飯田サテライトキャンパス(旧飯田工業高等学校跡地)では、信州大学航空機システム共同研究講座が開催されています。航空機システム分野の新たな研究開発とともに、南信州地域や航空機システムメーカーにレベルの高い人材を輩出することを目指しています。

美術博物館 プラネタリウム天歩

 美術博物館には、魚眼レンズを使用したデジタルプラネタリウムが導入されています。満天の星空はもちろん、見たい惑星や星座の映像に自在に切り替えられるなど、さまざまな映像を楽しむことができます。
 また、現地で撮影した夜空の風景なども投影できるので、星空の魅力をより感じることができます。

プラネタリウム

宇宙に関する多くの社会教育活動

 科学工作やサイエンスショーなどを行い、子どもたちの科学への興味・関心を高めることを目的に活動している「南信州飯田おもしろ科学工房」や、長年、地域の星空観察をサポートしている「飯田御月見天文同好会」など、子どもはもちろん大人も楽しめるような宇宙に関する社会教育活動を盛んに行っている団体が飯田にはたくさんあります。このような活動は、身近なところから宇宙を感じることができるきっかけになっています。