ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 地育力どっとネット > 平成28年度第4回結いジュニアリーダー育成講座をおこないました。

平成28年度第4回結いジュニアリーダー育成講座をおこないました。

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年11月19日更新

 

第4回 結いジュニアリーダー育成講座を実施しました。

 10月22日(土曜日)松尾公民館で第4回結いジュニアリーダー育成講座を行いました。

 今回の講座では、第3回の遠山地区での農業宿泊体験や職場体験学習・特色ある学校活動を通じて考えたことを基に意見交換を行いました。

 1進行は、副代表のKさんが担当して進めました。講座学習では、ジュニアリーダーが順番に司会と模造紙へのまとめを分担して進めました。また、川路でココロファームビレッジを経営しておられる丸中中根園代表の中根正佳さんを講師にお招きし、仕事の意義や生き方、地域との関わりについてお話しを伺いました。

 話し合いの中での生徒の意見は、下記をご覧ください。

 生徒たちは、遠山地区での農業宿泊体験で美しい自然や、そこで生きがいを持って生き生きとくらす人々に出会い多くのことを学び気づきました。そのことを出発点に、自分の住む地域や学校での学習に発展させて「仕事の意味」「地域との関わり」について話し合いました。今後ジュニアリーダーたちが、それぞれの学校にここで考えた内容を持ち帰り、友達と考え深め合うことで、飯田市内の中学生全員がジュニアリーダーと同様な課題意識を持ち、仕事や地域への関心を高めて欲しいと考えています。

 育成講座も、いよいよ後半に入りました。今後、1月末のキャリア教育推進フォーラムに向けてさらに活動を深めていき、生徒の中に活動の達成感や地域への思いが広がることを期待しています。

1 講座内容

(1)  始めの会

(2)  講座学習 

学習 1「出会いから学んだこと」をまとめる

学習 2 (遠山地区以外にも視野を広めて)自分の住む地域や、職場体験等を基に、仕事の意味や、地域との関わりについて話し合う

学習 3 「自分はどう働き、地域にどうかかわっていくか」を考え合う。

学習 4 中根正佳さんのお話を聞いて、私たちの学習課題について考える。

(3) 1月のキャリア教育推進フォーラムについて

・ キャリア教育推進フォーラムの日程等の概要説明

・ キャリア教育推進フォーラムのテーマを考える     

・ フォーラム後半の内容を考える

・ 分担について       

(4)  終わりの会

 2 講座学習の内容

2【遠山でであったものこと】

○ 胡桃沢國夫さん(上中根農園

○ 胡桃沢三郎さん(下栗案内人)

○ 胡桃澤勝久さん(ロッジ下栗支配人)

○ ビューポイント

○ 松下規代志さん(木沢地区活性化協議会会長)

○ 旧木沢小学校

○ 山崎徳蔵さん(かぐらの湯支配人)

3

 

学習1 遠山地区での出会いから 学んだこと・分かったこと

【生徒の感想】

・あらためて、遠山地区の方々は地元下栗が大好きだということを感じました。地域との関わりとは、自分の生きがいや楽しみなどを広められるものだと考えました。

・遠山地区の魅力を伝えるために地域と関わっていたが、どの方も生き生きと楽しんでいらっしゃった。地域と関わるとは、地域を愛し地域を生かすことだと思った。

学習2  自分の住む地域や職場体験から学んだこと

【生徒の感想】

・あまりポンポンと意見が出ませんでした。でも、地区の運動会やお祭りなどの行事に参加して伝統を伝えていくことだと考えていました。

・地域と関わることは、生きる上で切っても切り離せない。

 

学習3 今の自分の考え

【生徒の感想】

・働くことと地域と関わることとは違うようでつながっている。地域と関わることが仕事であったり、仕事をすることで地域がよくなる。

・地域と関わるとは、地域に特化した地域継続活動だと思う。

 

学習4 中根 正佳さんの話

 生徒の話し合いが盛り上がったところで、中根さんからお話しをお聞きした。

 多くの同級生がそうであったように、東京の大学に進学し、そのまま東京で就職した中根さん。たまに飯田に帰ると、何とも言えない安心感を持つと同時に、飯田の町の寂しさに驚かれたとのこと。その後、お父さんがお亡くなりになるなどして、実家の家業を継ぐと共に、丘の上に飲食店を多数出店し、昨年4月に、川路に地元農産物の加工・販売やレストランを備えた農業リゾートをオープンした。こうした経歴の中根さんから、生徒たちは、次のような話をお聞きした。

4

(概 要)

私の転機
 東京の大学に入った時、スキー部に入ってしまった。死ぬほど練習して、最後は日本学生選手権で20位に入った。この経験で、初めて自分に自信を持った。現在につながる、やればできるという自信になっている。

仕事は何のためにするのか
 ある時ふとお金をかせぐことに疑問がわいた。人生の最後に「おまえが居てよかったよ。」と言われること、こう言われることが幸せ。そう考えた。

見方を変えるということ
・ シェア(市場占有率)について
・ レッドオーシャンとブルーオーシャン
・ プロダクトアウトとマーケットイン

自分を知る
 自分がどういう人かを知らないと、何もできない。地域を知ることは自分を知ること。自分を知るからこそ、ブルーオーシャン・レッドオーシャンがわかる。地域を知らないで、この地域で働くことは難しい。国際人とは自分のことが話せる人。

これからの私の生き方
 自分は、地域のリーダーにならなければいけないと思っている。地域を引っ張らなければいけないと思っている。その責任があると思っている。若者たちに、この地域をもっと良い地域にして渡さなくてはならないと思っている。これが、私の生き方。生き方としての仕事をしています。

 

【生徒の感想】

 ・中根さんにとって、最初の頃の「働く」というのは、お金をとにかくたくさんかせいで幸せになりたいというものだったのが、「ならば、幸せって?」という問から、「おまえが居てくれてよかった」などの言葉が人から出る方が、どれほどいいかと変わった。この話をお聞きして、本当にその通りだなと思いました。そして、中根さんにとって働くこと(仕事)は、「生き方としての仕事だ」と、感じました。

 ※目的を持って仕事をし、地域と関わって生きている中根さんのお話しを、生徒たちは大変印象深く聞いていました。中根さんのお話も参考に、職業体験学習等様々な学習を通して、職業の意味や生き方について一人一人が考えを深め、地域との関わりも広めていくことができることを願っています。

3 キャリア教育推進フォーラムに向けて

 1月28日(土曜日)開催予定のキャリア教育推進フォーラムに向けての準備も始まりました。

 昨年のフォーラムの様子を知ることや、今年の内容について考えることから始めました。本年度のフォーラムについて、

・ これまでこの講座で学習してきた「仕事の意味」「地域との関わり」について発表しよう。

・ ジュニアリーダーの発表に加えて、フロアーからも各中学校からの発言がなされるよう事前依頼しよう。

 など、さまざまなアイディアも出されました。大勢の中学生や一般参加者の積極的な発言で、話し合いが深まるように、今後さまざまな準備をしていきたいと考えています。