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平成30年度第4回 結いジュニアリーダー育成講座をおこないました

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年10月23日更新

平成30年度第4回結いジュニアリーダー育成講座を行いました。

第4回結いジュニアリーダー育成講座

 10月13日(土曜日)飯田市役所で第4回結いジュニアリーダー育成講座を行いました。
 今回の講座では、第3回の遠山地区での農業宿泊体験や職場体験学習を通じて考えたことを基に、活発に意見交換を行いました。今回の講座には、ジュニアリーダーOBの高校生と川路でココロファームビレッジを経営しておられる丸中中根園代表の中根正佳さんを講師にお招きしました。高校生には、講座の中で随時発言をしていただき、中根さんからは、仕事の意義や生き方、地域との関わりについてお話しを伺いました。(話し合いの中での生徒の意見は、下記をご覧ください。)生徒たちは、遠山地区での農業宿泊体験で美しい自然や、そこで生きがいを持って生き生きとくらす人々に出会い多くのことを学び気づきました。また、会社経営をされている中根さんのお話から、多くの示唆を与えられました。年齢の近い高校生からも、「視野を広くしよう。」と呼びかけられ、大きな刺激をもらいました。
 これらを出発点に、自分の住む地域や学校での学習に発展させて「仕事の意味」「地域との関わり」について話し合いました。今後ジュニアリーダーたちが、それぞれの学校にここで考えた内容を持ち帰り、友達と考え深め合うことで、飯田市内の中学生全員がジュニアリーダーと同様な課題意識を持ち、仕事や地域への関心を高めて欲しいと考えています。
 育成講座も、いよいよ後半に入りました。今後、1月末のキャリア教育推進フォーラムに向けてさらに活動を深めていき、生徒の中に活動の達成感や地域への思いが広がることを期待しています。

高校生の話を聞くジュニアリーダー

1 講座内容

(1) 始めの会

(2) 講座学習 

学習1 「出会いから学んだこと」をまとめる
・遠山郷での二日間を丁寧に振り返り、学んだことを確認し合う。
・講座の年間学習課題「仕事の意味」「地域との関わり」について、話し合う。

学習2 中根正佳さんのお話を聞いて、私たちの学習課題を明確にする。

(3) 1月のキャリア教育推進フォーラムについて
キャリア教育推進フォーラムの日程等の概要説明
キャリア教育推進フォーラムのテーマを考える
フォーラム後半の内容を考える
分担について

(4) 終わりの会

2 講座学習の内容

講座学習 1

 「働くこと」

  • 働くことは生活費を得るという考え方もあるが、決して楽ではない。誰かの役に立っていると実感することがやりがいにつながる。
  • 自分を成長させたり社会に貢献すること。
  • 自分のためでもあるが、他人を喜ばせ理想を実現すること。そのことでやりがい生き甲斐が生まれるし同時にお金が稼げる。

「地域と関わること」

  • 人と関わることは、自分の喜びと人の喜びとがつながること。
  • 仕事がそのまま地域とのつながりだ。地域との関わりは、仕事の中で生まれてくる。
  • 伝統を守る活動は、そのまま地域との関わりだと感じた。
  • 地域と関わることで、自分の生活の幅が広がる。
  • みんなと支え合いながらすることが、喜びにつながる。

 ○遠山地区での体験学習をもとに「働くこと・地域と関わること」について考えました。

講座学習 2 

中根さんのお話
 働くことや、地域と関わって生きることについて、実際に地域で活躍されている中根さんからお話を伺いました。中根さんは、りんご並木で飲食店を経営されたり、近年は川路でココロファームビレッジを経営されています。昨年に引き続き、今年も中学生に熱い思いを語っていただきました。

中根さんの話を聞くジュニアリーダー

「中根さんのお話概要」

・会社と自分の紹介
・りんご並木への出店
 大学卒業後、父親の会社を継ぐために飯田に帰ってきた。子どもの頃すごくにぎやかだった丘の上がすごくさびれていた。「丘の上に再びにぎわいを取り戻したい。」という思いで、りんご並木に出店した。
 必死に働いて、りんご並木に何店舗も出店し、お客様でにぎわうようになった。しかし、既存の客を奪い合っているだけではいけない、お金もうけだけが目的ではやっていけないと思い始めた。

・川路へファームビレッジ出店
 東京出店の考えもあったが、地元に残り飯田の売り(よさ)で勝負しようと考えた。飯田の売りは何か?それは、この気候と地形を生かした農業だと思った。土地は狭いが、標高差があり様々な農作物が栽培できることが飯田の売りだと考えた。
 また自分が、農産物の生産から販売まで行うことで、農業の魅力を増大させ、ここで起業することで若者の働く場所づくりとなると考えた。若者の働く場所作りは大人の責任と考えている。
 農業は、自然相手で栽培のノウハウを獲得することは、なかなか難しい。それだけにやりがいがある。これから、じっくりと軌道に乗せていきたい。

【生徒の感想】

  • 中根さんのお話を聞いて、働くことはお金のためだけではなく他にも目標や自分のためなど有ることがわかりました。地域と関わることについては、川路にお店を開いたり、地元の農作物を作ることで、地域と関わっていることがわかりました。
  • 自分の生活や楽しさを守りつつ、誰かを喜ばせたいという気持ちを持っていて、働くとは地域という存在が有るからこそ成り立つものかもしれない。働くことと地域との関わりとはつながっていると感じた。
  • 仕事をするとき、お金と理想の両方が必要だとわかった。二宮尊徳の言葉「道徳を忘れた経済は罪悪である。経済を忘れた道徳は寝言である」通り、両方が必要と思う。
  • もっともっとと、理想を描いて実践する姿がかっこいいと思った。最後、お金ではなく、くじけても何をもって踏ん張るかが大切だから、目標を立てて、それに向かうことが踏ん張りにつながる。
  • 飯田は、都会より自分の力が発揮できるところだと言っていた。自分の力を発揮できることも仕事のひとつだと思った。

※目的を持って仕事をし、地域と関わって生きている中根さんのお話しを、生徒たちは大変印象深く聞いていました。中根さんのお話も参考に、職業体験学習等様々な学習を通して、職業の意味や生き方について一人一人が考えを深め、地域との関わりも広めていくことができることを願っています。

3 キャリア教育推進フォーラムに向けて

 1月27日(日曜日)開催予定のキャリア教育推進フォーラムに向けての準備も始まりました。昨年のフォーラムの様子を知ることや、今年の内容について考えることから始めました。本年度のフォーラムについて、

  • これまでこの講座で学習してきた「仕事の意味」「地域との関わり」について発表しよう。
  • ジュニアリーダーの発表に加えて、フロアーからも各中学校からの発言がなされるよう事前依頼しよう。
  • 高校生や大人の方の意見ももっと出してもらい、意見交換したい。

など、さまざまなアイディアも出されました。大勢の中学生や一般参加者の積極的な発言で、話し合いが深まるように、今後さまざまな準備をしていきたいと考えています。

ご参加ください

平成30年度 飯田市キャリア教育推進フォーラム

日時:平成31年1月27日(日曜日)午後1時~
場所:鼎文化センター(JR鼎駅から徒歩5分)
内容:ジュニアリーダー活動報告、参加者によるフリートークほか