市長メッセージ (8月30日 動画あり)
市民の皆さんへ 市長メッセージ
この一週間で管内31名の陽性者公表
本日(8/30)、飯田保健所管内において6名の新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認されたとの公表がありました。感染された方、ご家族をはじめ関係者の方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い回復をお祈りいたします。
8/24~30の一週間で、飯田保健所管内で31名の陽性者が確認されました。その内訳は、
- 県外との往来者 1名
- 県外在住者 1名
- 陽性者との接触者 21名
- 調査中 8名
となっており、先週までに圏域外との往来や県外からの来訪者が起点となって広がった感染が、そのご家族や職場の同僚など接触者にさらに広がっていることが推測されます。また、ここにきて、接待を伴う飲食店で感染が拡大したと推測される事例が複数出てまいりました。
「信州の安心なお店」認証店舗をはじめ感染対策に取り組んでいただいている市内飲食店の皆さんには心苦しい限りですが、長野県からの協力要請による休業又は営業時間短縮の期間が9月8日まで延長されることになりましたので、引き続きご協力いただきますようお願いいたします。
引き続き、若年層に多数の感染例
年代別に集計すると、60代以上はゼロとなっている一方、
- 10歳未満 1名
- 10代 8名
- 20代 9名
と引き続き若年層への感染拡大が確認できます。10歳未満や10代に感染が拡大するのはデルタ株の特徴と言われております。学校からも児童生徒本人やご家族に対して注意を促しておりますが、改めて感染防止対策を徹底するようお願いいたします。
長野県は9/3~12を「命と暮らしを救う集中対策期間」に
長野県の阿部知事は、本日、9/3~12を「命と暮らしを救う集中対策期間」とすると発表しました。
最近の感染事例を踏まえ、「一部の事業者に過度に負担をかけるのではなく、少しずつ負担を分かち合い、県民の皆様の力を広く結集して危機を乗り越えたい」と訴えています。
具体的な呼びかけとして、次の6点の要請がありました。
- 人と会う機会を普段の半分以下に
- 普段会わない人と会食や茶飲み話をしない
- 県境をまたいだ移動(旅行、帰省、出張など)を取りやめる
- 会話の際はマスクを着用、室内・車内の換気を徹底
- 体調が悪いときには、すぐに医療機関に相談する
- ワクチンの接種について検討し、接種後も感染対策を徹底する
「思いやり」と「支え合い」の心で。困ったときには相談を
また、知事からのメッセージは、「差別や誹謗中傷ではなく、『思いやり』と『支え合い』の心で、ご自身と大切なご家族の命を守り、多くの方の命と暮らしを救うための行動にご協力を」と締めくくられています。飯田市では、誹謗中傷相談窓口を設けております。お困りの方は、0265-22-4570までご連絡ください。
なかなか明かりが見えない状況ですが、力を合わせて乗り切っていきましょう。これまでの市民の皆さんのご協力に感謝申し上げますとともに、引き続きのご協力をよろしくお願いいたします。
令和3年8月30日
飯田市長 佐藤 健