市長メッセージ (1月17日 動画あり)
市民の皆さんへ 市長メッセージ
飯田保健所管内で22名の陽性者確認
本日(1月17日)、飯田保健所管内において、22名の新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認されたとの公表がありました。感染された方、ご家族をはじめ関係者の方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い回復をお祈りいたします。
先週は管内で連日50名前後の確認が続いていましたので、22名という数は減った印象があるかもしれませんが、土日で医療機関の受診が少なかったと考えられる中での数字であり、依然として、いつどこで誰が感染してもおかしくない状況であると考えていただきたいと思います。
市民の皆さんには、気を緩めることなく、引き続き、行動の抑制をお願いいたします。
休園・休校・登園自粛にご協力を
今週いっぱい、市内の一部保育園・学校での休園・休校、市内すべての保育園・幼稚園・こども園での登園自粛を継続していただくこととなっております。対象となるお子さんがいるご家庭には、大変ご負担をおかけいたしますが、ご協力をよろしくお願いいたします。
お子さんにも、友達と会えない、遊びに行けない、習い事もお休み、などストレスがたまっていることと思いますが、「自分や家族が感染したりさせたりしないようにするためのお休み」という休園・休校の趣旨をご家族でお話しいただき、今しばらく、ご協力をいただきますようお願いいたします。
事業主の皆さんにも、お子さんの世話をするために出勤できなくなる保護者の方も多くなることについて、引き続きご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
「第6波」は短時間でウイルス量が増加。マスクの徹底を
お子さんに休園・休校の趣旨をお話しいただくことと併せて、「マスクなしで話をしないことが大事」ということもお話しいただければと思います。
これまでもお話ししているとおり、今回の「第6波」は、感染してから短時間でウイルス量が増えることが特徴で、私たち一人一人が、気が付かないうちに感染していたり、人にうつしてしまう状況になっていることがあると思って行動することが必要です。
一番大切となるのが、「マスクの着用を徹底し、マスクをしていない状況では会話をしない」ということです。
行動の抑制と言われてもどうしていいか分からない、という方も多いと思いますが、この「マスクの着用の徹底」「マスクなしでは会話をしない」ということを最重点として行動していただければと思います。
新型コロナウイルス第6波の傾向 (PDFファイル/2.01MB)
積極的に検査・受診を
加えて、市民の皆さんご自身が、積極的に検査・受診をしていただくことが、感染スピードが速いウイルスの感染拡大を防ぐカギとなります。
ご家族を守るためにも、少しでも体調に異変を感じた場合、簡易検査キットで陽性反応が出た場合には、速やかに医療機関に相談していただきますようお願いいたします。
なお、先週末をもって、簡易検査キットの即日配布は一旦終了しております。すでに追加のキットを発注済みですが、現在は、ネットでの受付分も、個数の制限をお願いするとともに、発送は1月21日(金)以降となります。
市民の皆さんには、県が行う薬局での無料の抗原定性検査もご利用いただくほか、お手持ちのキットを融通し合っていただきますようお願いいたします。
誹謗中傷をしないように
いつどこで誰が感染してもおかしくない状況です。感染された方を責めるようなことはくれぐれもしないように、また、SNSの利用も含め、誰が感染したか、誰が検査対象者になったかなどを詮索したり、広めたり、誹謗中傷したりすることのないようご協力をお願いいたします。
もし、お困りの方がいらっしゃいましたら、飯田市誹謗中傷等相談窓口(電話0265-22-4570)までご連絡ください。
医療機関・介護施設などの業務が停止しないように
いわゆるエッセンシャルワーカーと呼ばれる方々に限らず、どのお仕事も欠かせない大事なお仕事ではありますが、この局面では、特に医療・介護など命に係わるお仕事が維持されることが大変重要です。
医療機関や介護施設などに感染が拡大しないよう、市民の皆さんにもご協力をお願いいたします。
先週より陽性者の公表数が減っていることで気を緩めることなく、できる限りの行動の抑制と、基本的な感染対策の今一度の徹底をお願いいたします。
市民の皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。
令和4年1月17日
飯田市長 佐藤 健