市長メッセージ (1月20日 動画あり)
市民の皆さんへ 市長メッセージ
飯田保健所管内で42名の陽性者確認。依然高い水準
本日(1月20日)、飯田保健所管内において、42名の新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認されたとの公表がありました。感染された方、ご家族をはじめ関係者の方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い回復をお祈りいたします。
42名の内訳をみると、「陽性者との接触あり」という方と新規の方が半々で、新規の方が再び増加傾向となっており、全体の数も依然として高い水準にあります。市民の皆さんには、気を緩めることなく、引き続き、行動の抑制をお願いいたします。
高齢世代への感染拡大を懸念
また、本日の年代別の内訳から、70代が9名、80代以上が11名と、70代以上の方が半数近くを占めております。これは、高齢者施設での集団感染に関わる方が含まれていることが主な要因ではありますが、そうではない方も多くいらっしゃることも見て取れます。
「第6波」の傾向として、重症化する方が少ないとはいわれておりますが、高齢者の方、特に基礎疾患のある方は、気を付ける必要があるということも言われております。
高齢者の皆さんには、「第6波」は若い世代のことと思わず、気を付けていただきますようお願いいたします。
この動画をご覧になっているのは、比較的年代の若い皆さんだと思われます。ぜひ、お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさんにも、注意を促していただければと思います。
令和4年1月20日年代別陽性者発表数 (PDFファイル/7KB)
「第6波」は短時間でウイルス量が増加。マスクの徹底を
その際、次のことをお伝えいただければと思います。
- 「第6波」は、感染してから短時間でウイルス量が増えることが特徴で、気が付かないうちに感染していたり、人にうつしてしまう状態になっていることを想定して行動する必要があること
- 人との接触機会をできるだけ減らし、また、接触する場合にも、「マスクの着用を徹底して、マスクをしていない状況では会話をしない」ということがポイントとなること
新型コロナウイルス第6波の傾向 (PDFファイル/2.01MB)
引き続き休園・休校・登園自粛にご協力を
一部の保育園・小中学校で休園・休校をお願いしていること、市内すべての保育園・幼稚園・こども園での登園自粛をお願いしていることから、対象となるお子さんがいるご家庭には、大変ご負担をおかけしております。
お孫さんを預かっていただいている方も多いと思います。おじいさんおばあさんも含め、保護者の皆さんからも、「自分や家族が感染したり、感染させたりしないようにするためのお休み」という休園・休校の趣旨、「マスクなしで話をしないことが大事」ということをお子さんにお話しいただければと思います。
自宅待機者の相談窓口を開設
今後増加することが確実な自宅待機の濃厚接触者やそのご家族に対する支援につきましては、1月18日から、「濃厚接触者生活の困りごと相談電話」を開設し、サポートを始めました。
保健所から濃厚接触者の方にご案内する窓口ですので、電話番号は一般公開しませんが、自宅待機となった方の生活の困りごとや不安をお聴きし、保健所と連携してサポートしてまいります。
医療機関・介護施設などの業務継続が重要
いわゆるエッセンシャルワーカーと呼ばれる方々に限らず、どのお仕事も欠かせない大事なお仕事ではありますが、この局面では、特に医療・介護など命に係わるお仕事が維持されることが大変重要です。
一部の医療機関や介護施設でも感染者が出ている状況となっておりますが、保健所、医師会、行政が協力して、地域全体の医療・介護の機能維持に努めてまいります。
今後、追加で入荷予定の簡易検査キットについても、市民の皆さんへの配布は継続しつつも、医療機関や介護施設などの機能を維持するために重点的に使用することといたしますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
誹謗中傷をしないように
いつどこで誰が感染してもおかしくない状況です。感染された方を責めるようなことはくれぐれもしないように、また、SNSの利用も含め、誰が感染したか、誰が検査対象者になったかなどを詮索したり、広めたり、誹謗中傷したりすることのないようご協力をお願いいたします。
もし、お困りの方がいらっしゃいましたら、飯田市誹謗中傷等相談窓口(電話0265-22-4570)までご連絡ください。
諏訪中央病院玉井医師の資料をご紹介します
最後に、昨日もご紹介しましたが、諏訪中央病院の玉井道裕医師が作成した「新型コロナウイルス感染をのりこえるための説明書」のオミクロン株編が同病院のホームページ(外部リンク)にアップされておりますので、ご紹介いたします。
オミクロン株について、イラストを用いて分かりやすく説明されておりますので、参考にしてみてください。
この動画をご覧になっていないご家族にも、プリントアウトして共有していただければと思います。
市民の皆さんには、引き続き、できる限りの行動の抑制と、基本的な感染対策の徹底をお願いいたします。
ご協力をよろしくお願いいたします。
令和4年1月20日
飯田市長 佐藤 健