市長メッセージ (1月21日 動画あり)
市民の皆さんへ 市長メッセージ
新規陽性者は増加傾向。引き続き気を引き締めて
本日(1月21日)、飯田保健所管内において、17名の新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認されたとの公表がありました。感染された方、ご家族をはじめ関係者の方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い回復をお祈りいたします。
17名の内訳をみると、昨日に比べ、「陽性者との接触」がない新規の陽性者の数が減ってはおりますが、昨日までの状況を分析したグラフでは、新規陽性者の数が再び増えている傾向が見て取れることから、依然として、注意を要する状況であると考えております。
令和4年1月21日年代別陽性者発表数 (PDFファイル/7KB)
長野県はまん延防止等重点措置の適用を要請を決定
本日、長野県は、まん延防止等重点措置の適用を国に要請することを決定しました。
重点措置が適用されることになれば、県内全域で、飲食店に対し営業時間の短縮等を要請するとのことです。
市民の皆さんには、すでに、行動の抑制を行っていただいているところですが、改めて、マスクなしで会話する場面を減らすことをはじめ、行動の抑制と基本的な感染対策の徹底をお願いいたします。
飯田市では、市民の皆さんの行動の抑制に伴い、とりわけ大きな影響が出ている飲食店の皆さんに対し、支援する方策を準備しております。
国・県の事業・財源も活用しながら支援策を組み立てておりますので、今しばらくお待ちください。
高齢世代への感染拡大を懸念
昨日公表された陽性者42名のうち20名が70代以上でしたが、本日も、17名のうち6名が70代以上となっており、全国的にも高齢世代への感染拡大が報じられております。
「第6波」の傾向として、重症化する方が少ないとは言われておりますが、高齢者の方、特に基礎疾患のある方は、重症化リスクが高いということも言われております。
高齢者の皆さんには、「第6波」は若い世代のことと思わず、気を付けていただきますようお願いいたします。
この動画をご覧になっているのは、比較的年代の若い皆さんだと思われます。ぜひ、お父さんお母さん、おじいさんおばあさんにも、注意を促していただければと思います。
新型コロナウイルス第6波の傾向 (PDFファイル/2.01MB)
「第6波」は短時間でウイルス量が増加。マスクの徹底を
その際、次の2点をお伝えいただければと思います。
- 「第6波」は、感染してから短時間でウイルス量が増えることが特徴で、気が付かないうちに感染していたり、人にうつしてしまう状態になっていることを想定して行動する必要があること
- 人との接触機会をできるだけ減らし、また、接触する場合にも、「マスクの着用を徹底して、マスクをしていない状況では会話をしない」ということがポイントとなること
3回目のワクチン接種を
3回目のワクチン接種につきましては、すでに、医療従事者等の皆さんへの接種を行っておりますが、一般の高齢者の皆さんにも、希望する方には2月中に接種していただけるように準備が整いました。ご協力いただく医療機関・医療関係者の皆さんに感謝いたします。
今月末から接種券の送付を順次行い、2月4日から接種を開始する予定で、使用するワクチンは、最初はモデルナ社のものとなります。
2回目の接種を終えた時期の早い方から順次接種券を送付いたしますので、積極的に接種していただきますようお願いいたします。
高齢者の皆さんに続き、64歳以下の方についても、2回目の接種を終えた時期の早い方から順次接種券を発送していきますので、よろしくお願いいたします。
なお、2月下旬からは、ファイザー社のワクチンについても接種を始める予定ですが、具体的な日程については、状況を見ながら決定いたします。
接種医療機関など詳しいお知らせは、接種券に同封いたしますので、そちらをご覧ください。
また、お問い合わせは、コールセンター(0265-22-4585)までお願いいたします。
新型コロナワクチン3回目接種の流れ (PDFファイル/1.96MB)
誹謗中傷をしないように
いつどこで誰が感染してもおかしくない状況です。感染された方を責めるようなことはくれぐれもしないように、また、SNSの利用も含め、誰が感染したか、誰が検査対象者になったかなどを詮索したり、広めたり、誹謗中傷したりすることのないようご協力をお願いいたします。
もし、お困りの方がいらっしゃいましたら、飯田市誹謗中傷等相談窓口(電話0265-22-4570)までご連絡ください。
3回目のワクチン接種を終えるまでには、今しばらく時間が必要です。市民の皆さんには、引き続き、できる限りの行動の抑制と、基本的な感染対策の徹底をお願いいたします。
ご協力をよろしくお願いいたします。
令和4年1月21日
飯田市長 佐藤 健