市長メッセージ (1月22日 動画あり)
市民の皆さんへ 市長メッセージ
飯田保健所管内で29名の陽性者確認
本日(1月22日)、飯田保健所管内において、29名の新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認されたとの公表がありました。感染された方、ご家族をはじめ関係者の方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い回復をお祈りいたします。
29名の内訳を見ますと、一昨日・昨日とは異なり、10代未満が8名、10代が4名と10代以下が3分の1以上を占め、その半数が未就学児となっております。
保育園・幼稚園や学校では、それぞれ保健所の指導を仰ぎながら、感染の拡大が懸念される場合には休園・休校の措置をとりますので、お子さんのあるご家庭では、園や学校からの連絡を待って、冷静に行動していただきますようお願いいたします。
令和4年1月22日年代別陽性者発表数 (PDFファイル/547KB)
直近一週間の状況
1月16日から本日1月22日までの一週間で飯田保健所管内での陽性者の確認は、累計198名と先週の281名より減りましたが、20代30代が突出していた先週と比較して、10代以下と70代以上の感染者の割合が増えております。
80代以上は実数としても先週より増えており、高齢者施設での集団感染の影響が大きいことを差し引いても、高齢者の皆さんにご注意いただきたい状況であると思います。
また、新規陽性者、すなわち、陽性者との接触があったことが確認されていない陽性者の方が、再び増加傾向に転じており、陽性者の総数は減っているものの、まだまだ感染の拡大が収まっていない状況と考えます。
令和4年1月9日から15日までと、1月16日から22日までの1週間ごとの累計の比較 (PDFファイル/938KB)
病床はひっ迫していないが、自宅療養が増加
1月21日現在で、南信ブロックの病床使用率は20%で先週と変わっておりません。今のところ病床がひっ迫しているという状況ではありませんが、県内の陽性者の増加に伴い、県全体の病床使用率は35%に近付いております。
当圏域においても、自宅療養者及び自宅待機となっている濃厚接触者の方が増えていることから、飯田市では、「濃厚接触者生活の困りごと相談電話」を1月18日に開設しました。
保健所から濃厚接触者の方にご案内する窓口ですので、電話番号は一般公開しませんが、自宅待機となった方の生活の困りごとや不安をお聴きし、保健所と連携してサポートしております。
3回目のワクチン接種を
昨日(1月21日)には、3回目のワクチン接種についての予定を発表しました。すでに、医療従事者等の皆さんへの接種を行っており、本日(1月22日)から高齢者施設などの入所者・従事者の皆さんへの接種も開始しました。
一般の高齢者の皆さんにも、今月末から接種券の送付を順次行い、2月4日から接種を開始いたします。2回目の接種を終えた時期の早い方から順次接種券を送付いたしますので、積極的に接種していただきますようお願いいたします。
高齢者の皆さんに続き、64歳以下の方についても、2回目の接種を終えた時期の早い方から順次接種券を発送していきますので、よろしくお願いいたします。
なお、使用するワクチンは、最初はモデルナ社のものとなります。2月下旬からは、ファイザー社のワクチンについても接種を始める予定ですが、具体的な日程については、状況を見ながら決定いたします。
接種医療機関など詳しいお知らせは、接種券に同封いたしますので、そちらをご覧ください。
また、お問い合わせは、コールセンター(電話0265-22-4585)までお願いいたします。
新型コロナワクチン3回目接種の流れ (PDFファイル/1.96MB)
簡易検査キットの郵送を再開
一時、発送を休止しておりました簡易検査キットの郵送について、昨日(1月21日)から再開いたしました。
今後は、市民の皆さんへの配布を継続しつつ、医療機関や介護施設などの機能を維持するために重点的に使用することといたします。
ご理解とご協力をお願いいたします。
簡易検査キットのネットでの無料申し込みはこちらのページをご覧ください(外部リンク)
長野県は、まん延防止等重点措置の適用の要請を決定
昨日(1月21日)、長野県は、まん延防止等重点措置の適用を国に要請することを決定しました。
重点措置が適用されることになれば、県内全域で、飲食店に対し営業時間の短縮等を要請するとのことです。
市民の皆さんには、すでに、行動の抑制を行っていただいているところですが、改めて、マスクなしで会話する場面を減らすことをはじめ、行動の抑制と基本的な感染対策の徹底をお願いいたします。
飯田市では、市民の皆さんの行動の抑制に伴い、とりわけ大きな影響が出ている飲食店の皆さんに対し、支援する方策を準備しております。
国・県の事業・財源も活用しながら支援策を組み立てておりますので、今しばらくお待ちください。
誹謗中傷をしないように
いつどこで誰が感染してもおかしくない状況です。感染された方を責めるようなことはくれぐれもしないように、また、SNSの利用も含め、誰が感染したか、誰が検査対象者になったかなどを詮索したり、広めたり、誹謗中傷したりすることのないようご協力をお願いいたします。
もし、お困りの方がいらっしゃいましたら、飯田市誹謗中傷等相談窓口(電話0265-22-4570)までご連絡ください。
先週よりも陽性者の数は減ってはいますが、まだまだ感染拡大が続いている状況です。
できる限りの行動の抑制と、基本的な感染対策の今一度の徹底をお願いいたします。
市民の皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。
令和4年1月22日
飯田市長 佐藤 健