市長メッセージ (1月25日 動画あり)
市民の皆さんへ 市長メッセージ
飯田保健所管内で37名の陽性者確認。減少傾向にはない
本日(1月25日)、飯田保健所管内において、37名の新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認されたとの公表がありました。感染された方、ご家族をはじめ関係者の方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い回復をお祈りいたします。
37名という数は、先週の火、水、木曜日や一昨日の日曜日と同水準の数字であり、医療機関の受診状況により見かけ上の数字が減った日もありましたが、圏域全体の感染状況は、依然として、いつどこで誰が感染してもおかしくない状況と言わざるを得ません。
まん延防止等重点措置の適用は1月27日から
長野県は、まん延防止等重点措置の適用を国に要請し、本日、正式決定されることになりました。1月27日から2月20日まで重点措置が適用されることになる予定です。
市民の皆さんには、すでに行動の抑制に努めていただいているところですが、引き続き、できる限りの行動の抑制と、基本的な感染対策の徹底をお願いいたします。
飯田市としても、長野県が講ずる対策と連動して、経済対策の追加などを行う予定でおります。補正予算案の内容については、今週中に発表いたします。
「第6波」は短時間でウイルス量が増加。マスクの徹底を
これまでもお話ししているとおり、今回の「第6波」は、感染してから短時間でウイルス量が増えることが特徴です。気が付かないうちに感染していたり、人にうつしてしまう状態になっていることを想定して行動する必要があります。
先日ご紹介した諏訪中央病院の玉井道裕医師の「新型コロナウイルス感染をのりこえるための説明書・オミクロン株編」によれば、オミクロン株の感染経路も飛沫感染とエアロゾル感染がメインであり、引き続き、マスク、換気、手洗いの徹底が有効であるとのことです。
「第6波」の感染力が強いことを意識していただき、次のことを改めてお願いいたします。
- 「マスクの着用を徹底し、マスクをしていない状況では会話をしない」こと
- 寒い時期ではありますが、室内の換気に努めること
- 外から帰ったら必ず手を洗い、消毒すること
お子さんのいるご家庭では、これらのことをぜひお子さんにもお話しいただければと思います。「今のウイルスはとてもうつりやすいので、お友達と話をするときには必ずマスクをしたままで」など、分かりやすく話してあげてください。
諏訪中央病院ホームページの玉井道裕医師の「新型コロナウイルス感染をのりこえるための説明書・オミクロン株編」はこちらから(外部リンク)
休校・休園・登園自粛にご協力を
飯田市内の小中学校の休校については、今週から10校が学校を再開し、休校が続いているのは2校となっております。
保育園・幼稚園については、引き続き休園となっている園があり、また、市内すべての保育園・幼稚園・こども園で1月30日(日曜日)まで登園自粛の延長をお願いしております(なお、昨日のメッセージでは1月31日までと申し上げましたが、1月30日までです)。
それぞれ、対象となるお子さんがいるご家庭には、大変ご負担をおかけいたしますが、ご協力をお願いいたします。
誹謗中傷をしないように
いつどこで誰が感染してもおかしくない状況です。感染された方を責めるようなことはくれぐれもしないように、また、SNSの利用も含め、誰が感染したか、誰が検査対象者になったかなどを詮索したり、広めたり、誹謗中傷したりすることのないようご協力をお願いいたします。
もし、お困りの方がいらっしゃいましたら、飯田市誹謗中傷等相談窓口(電話0265-22-4570)までご連絡ください。
引き続き、できる限りの行動の抑制と基本的な感染対策の徹底をお願いいたします。
市民の皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。
令和4年1月25日
飯田市長 佐藤 健