市長メッセージ (1月26日 動画あり)
市民の皆さんへ 市長メッセージ
飯田保健所管内で33名の陽性者確認。減少傾向にはない
本日(1月26日)、飯田保健所管内において、33名の新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認されたとの公表がありました。感染された方、ご家族をはじめ関係者の方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い回復をお祈りいたします。
1月17日から本日1月26日までの10日間の推移をみますと、陽性者の総数も、そのうちの感染経路不明者(陽性者との接触が確認されていない方)の数も、減少傾向にあるとは言えません。依然として、いつどこで誰が感染してもおかしくない状況であり、注意が必要です。
まん延防止等重点措置の適用は1月27日~2月20日
明日1月27日から2月20日まで、長野県にまん延防止等重点措置が適用されることになりました。
長野県からは、県民一人ひとりに対し、次のように呼びかけられております。いずれも、これまでも市民の皆さんに実践していただいていることかと思いますが、改めて、市民の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。
- 混雑した場所や感染リスクが高い場所への外出・移動の自粛
- 家庭での感染防止対策の徹底
- 店舗や施設等が行う感染防止対策への協力
- 基本的な感染防止対策の徹底
- 速やかなワクチン接種
- 差別や誹謗中傷をしないこと
「第6波」は短時間でウイルス量が増加。マスクの徹底を
これまでもお話ししているとおり、今回の「第6波」は、感染してから短時間でウイルス量が増えることが特徴です。気が付かないうちに感染していたり、人にうつしてしまう状態になっていることを想定して行動する必要があります。
「第6波」の感染力が強いことを意識して、次のことを改めてお願いいたします。
- マスクの着用を徹底し、マスクをしていない状況では会話をしないこと
- 寒い時期ではありますが、室内の換気に努めること
- 外から帰ったら必ず手を洗い、消毒すること
買い物などで不特定多数の方が集まる場所に行く場合には、混雑したお店や時間帯を避け、できるだけ一人で、短時間で済ませるように心がけていただければと思います。また、知らず知らずのうちにいろいろなところに触っていますので、お店を出るときや家に帰ったときなど頻繁に消毒することも、ぜひお願いいたします。
小中学校は通常登校(一部休校あり)
まん延防止等重点措置の適用に伴い、長野県から、小中学校について「オンライン授業や分散登校を含めた対応の検討」の依頼がありましたが、飯田市教育委員会では、お子さんたちの学びを止めないことと、学校における集団感染を防ぐこととのバランスを考慮した対応を、学校と一体となって行ってまいります。
まん延防止等重点措置の適用期間においても、通常登校を継続することを基本としますが、お子さんや教職員に陽性者が確認された場合などは、飯田保健所の指導の下、感染拡大の恐れがある場合は、学級閉鎖、学年閉鎖、休校等の措置をお願いすることもあります。保護者の皆様には、各学校からのお知らせにご留意いただきますようお願いいたします(現在、2校が休校中です)。
なお、お子さんが学校に登校できない状況が生じても、家庭での学習が行えるように努めてまいります。
また、各ご家庭においては、今まで以上にお子さんやご家族の健康状態に気を配っていただき、少しでもお子様やご家族の体調に異変のあるときには登校を控えていただきますようご協力をお願いいたします。
保育園等は登園自粛を継続(一部休園あり)
保育園等については、全県的に「家庭で保育できる保護者にはできる限り登園を控えていただくよう呼びかける」とされました。
飯田市では、すでに市内すべての保育園・幼稚園・こども園で1月30日まで登園自粛をお願いしているところですが、県の要請を受け、「登園の自粛を呼びかける期間」を、まん延防止等重点措置の期間に合わせて「2月20日まで」に延長します。
乳幼児の感染例も発生している状況です。保護者の皆さまには、ご負担をおかけいたしますが、引き続きご協力いただきますようお願いいたします。
なお、休園・休校をした学校や保育所等へ通う子どもの世話や、感染したり感染の恐れのある子どもの世話を、保護者として行うことが必要となった方が有給の休暇を取得した場合、その事業主に対しては 国の助成制度があります。未活用の事業主の方は、ぜひ活用をご検討ください。
お問い合わせは、国のコールセンター(※)0120-60-3999までお願いいたします。
また、まん延防止等重点措置の適用に伴い、放課後児童クラブについても利用の自粛を呼びかけるよう県から依頼がありました。保育園等と同様に、対応が可能なご家庭には、利用を控えていただきますようお願いいたします。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
誹謗中傷をしないように
いつどこで誰が感染してもおかしくない状況です。感染された方を責めるようなことはくれぐれもしないように、また、SNSの利用も含め、誰が感染したか、誰が検査対象者になったかなどを詮索したり、広めたり、誹謗中傷したりすることのないようご協力をお願いいたします。
もし、お困りの方がいらっしゃいましたら、飯田市誹謗中傷等相談窓口(電話0265-22-4570)までご連絡ください。
阿部知事からも、県民の総力で対応する必要があると呼びかけられています。
市民の皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。
令和4年1月26日
飯田市長 佐藤 健