市長メッセージ （1月30日 動画あり）
市民の皆さんへ 市長メッセージ
飯田保健所管内で17名の陽性者確認
本日（1月30日）、飯田保健所管内において、17名の新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認されたとの公表がありました。感染された方、ご家族をはじめ関係者の方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い回復をお祈りいたします。
マスクの徹底、こまめに消毒を
現在、長野県にまん延防止等重点措置が適用されておりますが、市民の皆さんには、改めて、「マスクをしていない状況では会話をしないこと」「こまめな消毒」の2点を強調してお願いしたいと思います。
マスクをしていない状況では会話をしないこと
今回の「第6波」が、感染してから短時間でウイルス量が増えるのが特徴であることから、気が付かないうちに感染していたり、人にうつしてしまう状態になっていたりすることを前提として行動していただきたい、ということです。
仮に、自分か相手のどちらかが感染しているとしたら、最も感染が懸念される状況が「マスクをしていない状況での会話」です。これを避けることが最も重要です。
こまめな消毒
知らず知らずのうちにウイルスに触れてしまっていると想定する必要があること、オミクロン株は従来株やデルタ株に比べて、皮膚やプラスチック表面での生存時間が長いという論文も出ていることから、頻繁にアルコール消毒をすることでウイルスを退治し、感染のリスクを減らしましょう、というお願いです。アルコールで手が荒れてしまうというような方は、こまめに手洗いをしましょう。
加えて、寒い時期ではありますが、室内・車内の換気に努めることもお願いいたします。
小中学校は通常登校
飯田市教育委員会では、まん延防止等重点措置の適用下においても、お子さんたちの学びを止めないことと、学校における集団感染を防ぐこととのバランスを考慮し、通常登校を継続することを基本としております。
お子さんや教職員に陽性者が確認された場合などは、飯田保健所の指導の下、学級閉鎖、学年閉鎖、休校等の措置をお願いすることもありますので、保護者の皆様には、各学校からのお知らせにご留意いただきますようお願いいたします。
また、各ご家庭においては、今まで以上にお子さんやご家族の健康状態に気を配っていただき、少しでもお子様やご家族の体調に異変のあるときには登校を控えていただきますようご協力をお願いいたします。
保育園等は登園自粛を継続（一部休園あり）
保育園等については、市内すべての保育園・幼稚園・こども園で、まん延防止等重点措置の期間である2月20日まで、対応が可能なご家庭にお子さんの登園を控えていただくようお願いしております。
乳幼児の感染例も発生している状況です。保護者の皆さまには、ご負担をおかけいたしますが、引き続きご協力いただきますようお願いいたします。
3回目のワクチン接種を
3回目のワクチン接種につきましては、一般の高齢者の皆さんにも、今月末から接種券の送付を順次行い、2月4日から接種を開始いたします。
2回目の接種を終えた時期の早い方から順次接種券を送付いたしますので、積極的に接種していただきますようお願いいたします。
高齢者の皆さんに続き、64歳以下の方についても、2回目の接種を終えた時期の早い方から順次接種券を発送していきますので、よろしくお願いいたします。
なお、使用するワクチンは、最初はモデルナ社のものとなります。2月下旬からは、ファイザー社のワクチンについても接種を始める予定ですが、具体的な日程については、状況を見ながら決定いたします。
接種医療機関など詳しいお知らせは、接種券に同封いたしますので、そちらをご覧ください。
また、お問い合わせは、コールセンター0265-22-4585までお願いいたします。
屋外で人との距離を保っての運動はむしろ推奨
まん延防止等重点措置の適用が始まりましたが、屋内にこもりきりになるのは、健康上の問題を生じかねません。
マスクなしで人と会話することを避ける、という点に気を付けていただきながら、散歩など適度な運動を行っていただくことは、むしろお勧めしたいところです。
お子さんも、高齢者の皆さんも、マスクなしでの会話と集団にならないことに気を付けていただきながら、外遊びや散歩で体を動かしていただければと思います。
なお、アメリカCDC（疾病対策センター）では、ワクチン接種のほか、次のように呼びかけており、屋外でのマスクの着用は呼びかけておりませんが、人との距離の取り方がよく分からないということであれば、「マスクなしで会話をしない」という点に一番気を付けていただければと思います。
- 2mの距離を保つこと
- 人混みと換気の悪い場所を避けること
- 屋内ではマスクをすること
- 手をよく洗うこと
心身の健康を保てるよう、適度な運動を心がけましょう。
誹謗中傷をしないように
いつどこで誰が感染してもおかしくない状況です。感染された方を責めるようなことはくれぐれもしないように、また、SNSの利用も含め、誰が感染したか、誰が検査対象者になったかなどを詮索したり、広めたり、誹謗中傷したりすることのないようご協力をお願いいたします。
もし、お困りの方がいらっしゃいましたら、飯田市誹謗中傷等相談窓口（電話0265-22-4570）までご連絡ください。
「マスクなしでは会話をしない」「こまめな消毒」「ワクチン接種」「適度な運動」、そして「誹謗中傷をしない」。
市民の皆さんのご協力をよろしくお願いします。
令和4年1月30日
飯田市長 佐藤 健
メッセージ動画
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