市長メッセージ (2月2日 動画あり)
市民の皆さんへ 市長メッセージ
飯田保健所管内で11名の陽性者確認、拡大傾向収まりつつある
本日(2月2日)、飯田保健所管内において、11名の新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認されたとの公表がありました。感染された方、ご家族をはじめ関係者の方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い回復をお祈りいたします。
陽性者の公表数については、先週後半から減少傾向が見て取れるようになり、今週に入って10人台前半が続いております。
このまま減少傾向が続くと考えるのは早計ではありますが、感染拡大が収まりつつあることは、まん延防止等重点措置が適用される前から、行動の抑制と感染防止対策の徹底に努めていただいた市民の皆さんの御協力のおかげと感謝申し上げます。
マスクの徹底、こまめに消毒を
引き続き、長野県にまん延防止等重点措置が適用されており、県全体の陽性者の公表数は本日666名と、県全体の感染状況は依然として深刻です。市民の皆さんには、改めて、「マスクをしていない状況では会話をしないこと」と「こまめな消毒」の2点を強調してお願いしたいと思います。
今回の「第6波」が、感染してから短時間でウイルス量が増えるという特徴があることから、気が付かないうちに感染していたり、人にうつしてしまう状態になっていることを前提として行動することが必要です。
仮に、自分か相手のどちらかが感染しているとしたら、最も感染が懸念される状況が「マスクをしていない状況での会話」であり、これを避けることが最も重要です。
また、知らず知らずのうちにウイルスに触れてしまっていると想定する必要があること、オミクロン株は従来株やデルタ株に比べて、皮膚やプラスチック表面での生存時間が長いという論文も出ていることから、頻繁にアルコール消毒をすることでウイルスを退治し、感染のリスクを減らしていただきますようお願いいたします。アルコールで手が荒れてしまうというような方は、こまめに手洗いをしましょう。
加えて、寒い時期ではありますが、室内・車内の換気に努めることもお願いいたします。
屋外で人との距離を保っての運動はむしろ推奨
市民の皆さんに行動の抑制をお願いしてはおりますが、屋内にこもりきりになるのは、健康上の問題を生じかねません。
マスクなしで人と会話することを避ける、という点に気を付けていただきながら、散歩など適度な運動を行っていただくことは、むしろお勧めしたいところです。
お子さんも、高齢者の皆さんも、「マスクなしでの会話」と「集団にならない」の2点に気を付けていただきながら、外遊びや散歩で体を動かしていただければと思います。
人との距離が保たれていれば、屋外でのマスクの着用は必ずしも必要ではないと考えますが、人との距離の取り方がよく分からないということであれば、とにかく「マスクなしで会話しない」という点にお気を付けください。
心身の健康を保てるよう、適度な運動を心がけましょう。
3回目のワクチン接種を
3回目のワクチン接種につきましては、一般の高齢者の皆さんに今週から接種券の送付を順次行っており、2月4日から接種を開始いたします。
2回目の接種を終えた時期の早い方から順次接種券を送付いたしますので、積極的に接種していただきますようお願いいたします。
高齢者の皆さんに続き、64歳以下の方についても、2回目の接種を終えた時期の早い方から順次接種券を発送していきますので、よろしくお願いいたします。
なお、使用するワクチンは、最初はモデルナ社のものとなります。2月下旬からは、ファイザー社のワクチンについても接種を始める予定ですが、具体的な日程については、状況を見ながら決定いたします。
いずれのワクチンを接種しても効果や安全性に大きな差はないとされております。接種券の届いた方には、できる限り速やかに接種していただきますようお願いいたします。
接種医療機関など詳しいお知らせは、広報いいだ2月号に掲載しているほか、接種券に同封いたしますので、そちらをご覧ください。お問い合わせは、コールセンター(電話0265-22-4585)までお願いいたします。
誹謗中傷をしないように
いつどこで誰が感染してもおかしくない状況です。感染された方を責めるようなことはくれぐれもしないように、また、SNSの利用も含め、誰が感染したか、誰が検査対象者になったかなどを詮索したり、広めたり、誹謗中傷したりすることのないようご協力をお願いいたします。
もし、お困りの方がいらっしゃいましたら、飯田市誹謗中傷等相談窓口(電話0265-22-4570)までご連絡ください。
「マスクなしでは会話をしない」「こまめな消毒」「適度な運動」「ワクチン接種」、そして「誹謗中傷をしない」。
引き続き、市民の皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。
令和4年2月2日
飯田市長 佐藤 健