ひと手間かけて 資源ごみ(プラ資源)へ!
ごみの出し方でお困りのことはないでしょうか。
今回、「飯田市ごみの適正処理啓発活動市民ボランティア」の皆さんに、資源ごみ(プラ資源)の分別のポイントについてまとめていただきました。
捨てるごみもきちんと分ければ資源になります。商品などを包んでいたプラスチック製の容器や包装は、資源ごみ(プラ資源)としてリサイクルできます。以下の5つの項目をおぼえて、しっかりと分別をし、立派な資源にしましょう!
1 ますはプラマークを探しましょう!
迷うことがあると思いますが、資源ごみ(プラ資源)の分別の基本は、プラマークがあるかないか。まずは、プラマークを確認しましょう!(本体の商品説明欄やラベルなどに書いてある場合もあります。注意しましょう。)
普段スーパーや商店などで買い物をしたとき、その商品を入れていたプラスチックやビニール製の容器や包装にプラマークがついていれば、「資源ごみ(プラ資源)」です。
※ ペットボトルは、土曜日の朝に開かれるリサイクルステーションに出してください。資源ごみ(プラ資源)とペットボトルは、一緒にリサイクルができないので、分別して出しましょう。
2 工夫してキレイにし、資源化しましょう!
資源ごみ(プラ資源)は汚れがあるとリサイクルできません。汚れが付いているものでも、ひと工夫で立派な資源に変身できます!
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簡単な汚れは、布などで拭き取りましょう。
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食品などの汚れの落ちにくいものは、皿洗いの残り湯や水道水で1回程度ゆすいで、汚れを落としましょう。
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チューブ類ははさみなどで切って、中まで洗いましょう。
汚いままでは、リサイクルできません。
落ちにくい汚れは残り湯などでササっと洗いましょう。
チューブ類は、ハサミなどで切ってみよう。
資源(プラ資源)として、リサイクルされます!
3 プラマークが表示されていないプラスチックはどうするの?
「プラマークが表示されていないプラスチック」や「プラマークが付いているが汚れが落ちないごみ」は、「燃やすごみ」になります。
- スプーン、ストロー、バラン、おもちゃ、歯ブラシ、衣装ケース、バケツなどのプラスチック製品
- プラマークが付いている(ラベルに表示されている)が、水で1回程度ゆすいで、汚れが落ちなかったごみ
4 どうして分別しないといけないの?
(1) 燃やすごみを減量する必要があります。
燃やすごみの排出量が、増加傾向にあります。きれいにすれば資源ごみ(プラ資源)にできるプラスチック製容器包装を燃やすごみに混入させずに、資源ごみ(プラ資源)として分別しましょう。
(2) リサイクルできるものは、リサイクルを行い、エコに貢献しましょう!
資源ごみ(プラ資源)は、きちんと分別されれば、きちんとリサイクルされます。収集された資源ごみ(プラ資源)は、中間処理を経て、パレットやコークスなどに生まれ変わって、再生利用されています!
(3) 年に1回、分別内容の調査が実施されています!
市内で集められた資源ごみ(プラ資源)は、「公益財団法人 日本容器包装リサイクル協会」によって、年に1回分別内容について、評価をされています。資源ごみ(プラ資源)がキレイであればあるほど、また、しっかりと分別されているほど、評価の基準に基づいて、協会からお金(合理化拠出金)が、市町村に分配されることになります。品質に問題がある場合には、次年度の受入れを拒否されることもあります。
5 危険物はゼッタイに入れないようにしよう!
以上のことと併せて、重要なことがあります。それは、「危険なごみはぜったいに混ぜないように」ということです。
- スプレー缶類は、使い切ってから必ず穴を開けて、資源ごみ(金属)へ!
- ライター・乾電池は、特定ごみとして、埋立ごみの日に分けて出しましょう!
ごみの出し方は、市町村によって違い、飯田市には、飯田市のごみの出し方があります。
「資源ごみ(プラ資源)」以外のごみの出し方については、下記リンク先の「ごみ品目別分別表」などのページをご参照ください。また、「容器包装リサイクル制度」や各種法令については、「容器包装リサイクル協会」や環境省ホームページをご覧ください。