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令和3年飯田市議会第1回臨時会 開会市長あいさつ

ページID:0079211 印刷用ページを表示する 掲載日:2021年2月5日更新

令和3年飯田市議会第1回臨時会 開会市長挨拶

 本日ここに令和3年飯田市議会第1回臨時会を招集し、新型コロナウイルス感染症緊急対策事業第7 弾をその内容とする令和2年度一般会計補正予算第12号案など諸議案についてご審議いただきますことに対し、御礼を申し上げます。

 新型コロナウイルス感染症の第3波は、第1波、第2波とは比べものにならない数の新規陽性者を生んでおり、1月下旬になってようやく減少の兆しが出てきましたが、依然として厳しい状況が続いております。
 特に緊急事態宣言が発出されている都府県等においては、病床使用率がひっ迫し、病院はおろか宿泊療養施設にも入所できず、自宅待機を余儀なくされる方が大勢いらっしゃる、中には、自宅待機中に容体が急変して無念にもお亡くなりになった方もいらっしゃると報道されております。
 行政に携わる者として胸が張り裂ける思いであり、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたしますとともに、感染された方の一日も早い回復を心から願う次第です。
 また、昼夜を分かたず、患者さんの治療や数多くの検査などに従事されている医療関係者の皆様をはじめ、体を張ってコロナ対策の最前線で戦っていただいている皆様の献身的なご尽力に対しまして、改めて、深く感謝申し上げます。

 長野県では、1月14日に南信州圏域の感染警戒レベルを4に引き上げ、全県に対して医療非常事態宣言を発出し、改めてマスクの着用・手洗いの励行・ソーシャルディスタンスの確保などの周知が行われてきたところです。
また、感染の拡大が顕著であった当市では、1月16日から感染警戒レベルが5に引き上げられ、「新型コロナウイルス特別警報2」が発出されました。
 拡大の感染源を封じ込める策として、「第3期飯田市中心市街地活性化基本計画の区域」にある飲食店に対し、1月18日から1月31日まで休業または午後8時までの営業時間短縮の協力要請が長野県から行われ、飯田市も飯田商工会議所とともに約500店舗に対して協力の要請をお願いいたしました。
 県からの休業・時短の要請は1月31日で終了し、2月3日には当市の感染警戒レベルが5から3に引き下げられました。この間の市民の皆様、事業者の皆様のご協力に改めて感謝を申し上げますとともに、引き続き感染対策にご協力いただきますようお願いいたします。

 飯田市に感染警戒レベル5が発出された直後から、まずは感染拡大防止に全力で取り組もうと、飯田保健所と連携して市民の皆さんへの啓発に力を入れるとともに、次の段階、すなわち、感染拡大がある程度抑えられた後の地域経済の再生のための対策について、考えてまいりました。
 専門家会議や緊急経済対策本部会議での議論、また議会からの緊急提言を踏まえ、このたび「飯田市新型コロナウイルス感染症緊急対策事業第7弾」としてまとめたところです。
 私共として考え抜いた末にまとめた補正予算案について、後ほどご説明いたしますので、よろしくご審議いただきますようお願いいたします。

 それでは、本日提案いたします案件についてご説明申し上げます。
 本日提案いたしますのは、報告案件3件、条例案件1件、一般案件1件、予算案件1件の計6件でございます。

 はじめに、議案第3号「令和2年度一般会計補正予算第12 号案」、新型コロナウイルス緊急対策事業第7 弾について、主な内容をご説明いたします。

 まず、事業者等への支援として、「飲食店の皆さんに対する事業継続支援金の給付」と「プレミアム割引クーポン券による地域消費の喚起」を盛り込んでおります。
 あえて2つの事業をまとめてご説明いたしますのは、私共としてはこれらを全体として事業者支援策と考えたからであります。
 今回、事業者の皆さんにどのような形で支援を行うかについて、私共は本当に悩み、議論を重ねてまいりました。
 その中で、事業所の立地場所の違い、業種の違い、事業規模の違い、様々な違いのある事業者の皆さんを不公平感なく支援することは、現金の給付という形では難しいと判断し、「プレミアム割引クーポン券」を全市民の皆さんに配布して消費を喚起するという施策を採ることといたしました。その際、緊急経済対策本部会議で頂いた「個人預金が例年より上振れしており、それらを念頭に置いた個人消費の喚起策が求められる」とのご意見も参考にさせていただいたところです。
 具体的には、「2段ロケット方式」として、まず第一弾は、飲食店からのテイクアウトに使える割引クーポンを2枚1000円分、第2弾として全業種を対象として使える割引クーポンを4枚2000円分、全市民の皆さんに配布することにより、地域内の消費を喚起し、飲食店をはじめとする地域の事業者の皆さんを支援しようとするものです。
 第一弾のテイクアウト割引クーポンは3月末まで、第2弾の全事業者を対象とした割引クーポンは、感染警戒レベルが2に引き下げられた時から3か月後までを使用期限とし、短期間での消費回復を目指します。
 まずは現在最も影響を受けている飲食店の皆さんを支援し、続いて、感染警戒レベル2になるまでみんなで協力して感染拡大防止に取り組んだ上で、今度はみんなで協力して地域のお店を応援しよう、という趣旨であります。
 事業者支援のほか個人への支援の意味合いもございます。市民の皆様の積極的な活用を期待するところです。
 その上で、飲食店の皆さんに対しては、県の休業・時短の要請に応えて協力金の支給を受ける皆さんとその対象エリア外の皆さんとの間での顕著な不公平感を少しでも緩和するため、県からの交付金も財源として活用しながら、事業継続支援金として一店舗当たり10万円を給付することといたしました。
 以上全体として、事業者支援の対策としてご理解いただきますようお願いいたします。

 次に、個人の皆さんに向けた支援であり、また、感染拡大防止のための取り組みでもありますが、「ワクチン接種事業」と「受験生への検査費用の補助」についてご説明いたします。
 「ワクチン接種事業」につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種に向けた体制整備及びワクチン接種の実施のための予算を措置するものです。
 飯田医師会をはじめとする関係機関と連携して、ワクチン接種の体制を整えるとともに、コールセンターを設置して集団接種の予約や接種に関するご相談に答えられる体制を整備してまいります。
 市民の皆さんには、まずは高齢者の方から、接種時期に合わせて接種券を発送いたします。接種費用は、国が負担しますので無料です。なお、具体的な接種時期は、今後決まり次第お伝えいたします。

 次に、「受験生への検査費用の補助」につきましては、「飯田市内に居住している学生もしくは浪人生の方」または、「飯田市内の学校に通学している学生の方」が、受験で飯田下伊那地域の外に行かれた場合に、帰宅後の検査費用を助成するものですが、これは、受験生を応援すると同時に、この地域での感染拡大を防止するため、すなわち、地域外で受験したらこの助成を利用して必ず検査を受けてほしいという趣旨で実施するものです。
 受験生を対象とする事業ですのでスピード感を持って周知に努めてまいります。

 その他、議案の詳細につきましては、後ほど関係部課長から説明いたします。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。

 最後に当市を取り巻くインフラ整備についてご報告申し上げます。
 飯田市とネクスコ中日本が、座光寺パーキングエリアに設置を進めてまいりました「座光寺スマートインターチェンジ」が令和3年3月28日(日曜日)午後5時に開通することと決定しました。
 スマートインターチェンジの開通により、利便性の向上、地域工業の連携、農業振興、救急医療の支援、防災機能の強化のほか、リニア中央新幹線開業時の広域観光支援など幅広い効果が期待されるところです。
 用地をご提供いただいた方をはじめ関係各位のご協力に改めて感謝申し上げます。

 感染警戒レベルが3に引き下げられたとはいえ、まだまだ新型コロナウイルスとの戦いは続きます。
 議員各位におかれましても、この難局を乗り切るために一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げ、開会に当たっての挨拶とさせていただきます。

 

※掲出文は原稿ベースであり、実際の発言と異なる箇所があります。