飯田市食生活改善推進協議会の第1回伝達講習を行いました
6月から7月にかけて食生活改善推進協議会の第1回伝達講習を行いました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、飯田市保健センターや各地区に集まっての調理実習は中止しました。
学習資料やレシピを配布し、各自で学習と調理を行いました。
1. 学習 「新型コロナウイルス感染症の対策」
2. 調理 「免疫を高めるレシピ」
学習 「新型コロナウイルス感染症の対策」
学習内容
今後、伝達講習や地区での料理教室等が安全に行えるように、新型コロナウイルス感染症の対策を確認しました。
1 参加する前に各自で行う取り組み
・ 自宅で体温測定を行います。
・ 本人や家族に37.5度以上の発熱や風邪の症状等がある場合はお休みします。
・ マスクを着用します。
2 皆で行う取り組み
・ 伝達講習等の前に体温測定の結果と体調の確認を皆で行います。
・ 伝達講習等の前後は手洗い、消毒をします。
・ 30分に1回、部屋の換気を行います。
3 中止する基準
・ 悪天候で警報が発令された場合
・ 熱中症の危険がある場合
・ 新型コロナウイルス感染症の流行が拡大された場合
調理 「免疫力を高めるレシピ」
今回は、新型コロナウイルスに負けない体をつくるために免疫力を高める料理を各自で作りました。
「サバのにんじんみそ煮」
材料 (2人分)
サバ …2切れ
にんじん …50g
しょうが …1かけ
長ねぎ …10g
A さとう …大さじ1と1/2
みそ …大さじ1と1/2
B 昆布だし …1カップ
酒 …大さじ2
酢 …小さじ1
しょうゆ …小さじ1
1人当たり: 228kcal / 食塩相当量 2.6g
作り方
1 サバに飾り包丁を入れる。
2 しょうがは薄切り、長ねぎはせん切りにして水にさらす。
3 にんじんはすりおろし、Aと混ぜ合わせる。
4 鍋にBを煮立て、しょうがを入れて約3分煮る。
5 3を加え、5分ほど煮る。
6 サバを取り出し、煮汁を少し煮詰めてかけ、長ねぎを飾る。
にんじん
βカロテンが多く含まれています。βカロテンは、免疫を増強する働きがあることが言われています。
また、体内でビタミンAと変えられ、のどや鼻の粘膜に働き、細菌から体を守る働きもあります。
表面が滑らかで、色が鮮やかなものを選ぶとよいです。
また、茎の切り口が小さいものは芯が細く、やわらかくて甘いと言われています。
感想
「最初はみそ煮ににんじんを入れるのは合うか不安だったが、おいしかった。」
「サバの生臭さがなく、若い人や子どもにも好評だった。」
「お好み焼き」
材料 (2人分)
キャベツ …60g
長ねぎ(玉ねぎ)…15g
A 小麦粉 …80g
卵 …1個
牛乳 …1/2カップ
桜えび …10g
しらす干し …10g
とろけるチーズ …20g
サラダ油 …適量
B 中濃ソース …小さじ2
ケチャップ …小さじ2
レモン汁 …小さじ1
1人当たり: 329kcal / 食塩相当量 1.1g
作り方
1 キャベツはせん切り、長ねぎは小口切りにする。
2 ボウルにAをだまがないようによく混ぜる。
3 2に1、桜えび、しらす干し、とろけるチーズを加え、混ぜ合わせる。
4 フライパンにサラダ油を熱し、3を流し入れる。
5 両面を焼き、Bを混ぜてかける。
キャベツ
豊富に含まれるキャベジンが胃腸を守ります。
春キャベツは巻きのゆるいものを、冬キャベツはずっしりと重く、巻きがしっかりしているものを選ぶとよいです。
芯から腐るので、芯を取り湿らせたキッチンペーパーを詰めておくと長持ちします。
感想
「簡単にできたので、具材を変えて作ってみたい。(にら、コーン、ピーマン、玉ねぎ等の野菜)」
「カルシウムがたくさん入っていて栄養的にもよいと思った。」
他にも様々な感想がありました
全体を通して、様々な感想がありました。
「自分ですべての工程を行ってので、勉強になった。」
「家族に説明したり、手伝ってもらったり、感想を聞くのも意外と良かった。」
「みんなで教えあったり、調理する楽しさを改めて感じた。」
伝達講習を各自で行うというやり方は初めてでした。
各自で行ってみると、家庭で行う新しい良さを発見できた一方で、仲間と学ぶ良さを改めて感じました。
これからも感染状況を見ながら、活動を続けていきたいと思います。
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