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飯田市食生活改善推進協議会の第2回伝達講習を行いました

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年8月5日更新

 7月18日(木曜日)に、食生活改善推進協議会の第2回伝達講習を飯田市保健センターで行いました。

 1. 学習会  「凍り豆腐の最新健康機能性研究の結果 ~褥瘡治癒促進効果~」 

            講師 旭松食品株式会社 研究開発統括部研究所 副主任研究員 石黒 貴宏 氏 

 2. 調理実習  「こうや豆腐を使った料理」

            講師 旭松食品株式会社 経営企画部 栄養士 林 潤子 氏

学習 「凍り豆腐の最新健康機能性研究の結果 ~褥瘡治癒促進効果~」

学習内容

 今回は旭松食品株式会社 石黒 貴宏 氏より、凍り豆腐摂取による「褥瘡治癒促進効果と生活習慣病予防効果」について学習を行いました。

 1. 褥瘡とは

  「体に加わった外圧は骨と皮膚表層の間の軟部組織の血流を低下、あるいは停止させる。この状態が一定時間持続されると組織は不可逆的な阻血性障害に陥り、褥瘡となる」と定義されています。いわゆる「床ずれ」と言われ、寝たきりの状態になると頻発します。

  褥瘡を予防するためには、次のことが推奨されています。
  ・体圧分散マットレスの使用
  ・必要量にあったたんぱく質の摂取
  ・亜鉛、アスコルビン酸、アルギニン、L-カルノシン、n-3系脂肪酸、コラーゲン加水分解物の疾患を考慮した上での補給

 2. 凍り豆腐の栄養成分

  全栄養成分の約1/2がたんぱく質で、そのうちアルギニンが4.3%、レジスタントプロテインが18%含まれています。レジスタントプロテインは、コレステロールから作られる胆汁酸と結合して排出されるため、余分なコレステロールを減少させると考えられており、凍り豆腐は他の大豆製品よりも多く含んでいます。また、全栄養成分の約1/3が脂質で、亜鉛などのミネラルも含んでいます。

 3. 凍り豆腐の機能性

  褥瘡のあるラットに凍り豆腐を1か月間摂取させたところ、褥瘡の面積は減少し、治療に必要な日数は約2日短くなりました。凍り豆腐に多く含まれるたんぱく質や亜鉛などの栄養素がかかわっているのではないかと考えられます。

  また、1日1枚の凍り豆腐の摂取によって、LDLコレステロールの低下、食後の中性脂肪の上昇抑制、骨粗しょう症予防、更年期障害緩和、糖尿病予防・改善などが確認されており、生活習慣病の予防が期待されています。

 講義  講義の様子
 
旭松食品株式会社 石黒さんの講義の様子

調理実習 「こうや豆腐を使った料理」

 実習の説明2 実習の様子2
 旭松食品株式会社 栄養士 林さんによる調理実習の様子

 実習の様子1 実習の様子2

献立

 ・こうや豆腐とひき肉のみそ炒め丼
 ・冷やしても美味しいミネストローネ
 ・こうや豆腐のみぞれ和え
 ・こうや餅

 献立 試食の様子

食後の感想は、

「こうや豆腐とひき肉のみそ炒め丼は、こうや豆腐が卵とじのようでおいしかった。」

「冷やしても美味しいミネストローネは、夏野菜など手軽な野菜でよかった。野菜を細かく切ると上品さがでる。」

「こうや豆腐のみぞれ和えは、酢しょうゆをかけずに和えてしまったが、おいしかった。」

「こうや餅は、粉豆腐のざらざらした舌触りがなく食べやすかった。きな粉をうぐいす粉にかえてもおいしいと思う。」

などが出されました。

 

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お問い合わせは、飯田市保健課(りんご庁舎) 22-4511(内線5305) 栄養士まで