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ぱくぱくキッチンが開催されました

ページID:0068533 印刷用ページを表示する 掲載日:2020年3月16日更新

 令和元年度のぱくぱくキッチンが開催されました。『ぱくぱくキッチン』とは、料理という五感体験を通して子どもの「たくましく生きるチカラ」を育てる体験型教育プログラムです。

 今年度は、丸山保育園、山本保育園、三穂保育園、竜丘保育園、上久堅保育園の5園で実施しました。講座は、『ぱくぱくスマイル』(*)のキッズキッチンインストラクターを講師に、各地区の食生活改善推進員、保健課および子育て支援課の栄養士が一緒にサポートしました。

*『ぱくぱくスマイル』
 キッズキッチン協会認定のインストラクターの皆さんにより組織された団体。
子ども自身による体験型食育プログラムを実施普及していくため、鈴木千恵子さんを代表に6名の方が「ぱくぱくキッチン」等で活躍されています。 

ねらい

  • 料理という五感体験を通じて物事の段取りや基礎、マナーを学ぶ。
  • 料理を作り上げる行為の中で、食の知識や技術を学ぶ。
  • 協力しあうこと、約束を守ること、感謝の気持ちを持つことなど、人が社会の中で生きていく上で大切な「チカラ」を身につける。また、自分の力で成し遂げる喜びと大きな自信をつける。
  • 地域の生産物や季節の食材を使用することで、伝統食を学び、食文化を伝承する。

日程および実施会場

   10月16日(水曜日)  丸山保育園   年長児、年中児  飯田市保健センター

   11月12日(火曜日)  山本保育園   年長児        山本公民館

   11月26日(火曜日)  三穂保育園   年長児        三穂公民館

   12月13日(金曜日)  竜丘保育園   年長児        竜丘公民館

     1月21日(火曜日)  上久堅保育園  年長児        上久堅公民館

献立 

  • いり豆ごはん
  • だし巻き卵
  • ほうれん草のごま和え
  • 豆腐とわかめのみそ汁   

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 食材には域産域消を目的に、飯田産の米、大豆、ほうれん草、豆腐を使いしました。
 竜丘保育園と上久堅保育園は、園で作った米を使いました。

園児たちの様子

デモンストレーション 

 最初にキッズキッチンインストラクターによるデモンストレーションを見学しました。
 子どもたちは、料理の作り方を見て、聞いて、匂いを嗅いで覚えました。デモンストレーションを見る目は真剣です。

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     煮干しはどんな匂いがするかな?              包丁の使い方を学びました。

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   だし巻き卵はみんな真剣に見ていました!      豆腐は手のひらで切ります。
                                    怖さのあまり、目を隠している園児もいました。

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     お鍋の中がぐつぐつしてきました。

大豆のお話

 竜丘保育園では、株式会社旭松食品の小原さんからいり豆ごはんに入れた『つぶほまれ』という大豆のお話を聞きました。

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 グループに分かれて料理を作りました

 その後、グループに分かれて、一人ずつ体験したり、グループで協力して料理を作りました。

 『いり豆ごはん』
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     炒った豆を米の中に入れました。               塩はみんなで入れました。

 『だし巻き卵』
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      卵は上手に割れました!            まず、卵はぐるぐる混ぜて端に寄せます。

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  フライ返しで奥からくるくる巻いていきます。
  みんな、きれいに巻けました✨

 『ほうれん草のごま和え』
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   お友達と協力して、ごまをすりました。         ほうれん草は一人ずつお鍋に入れました。

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     ほうれん草がゆであがりました。            猫の手でしっかりとおさえて切りました。

 『豆腐とわかめのみそ汁』
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    こんぶと煮干しからだしを取りました。           豆腐を手のひらにのせて切りました。
                                        みんなドキドキしていました!

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        ねぎは細かく切りました。


 『盛りつけ』
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一人ずつ盛りつけました。                 ランチョンマットの上に並べました。

みんなで一緒にいただきます!

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           できあがり!                    みんなで一緒に「いただきます!」    

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感想     

園児たちの感想

 「だし巻き卵を巻くのが難しかったけど、楽しかった。」

 「お豆腐を手のひらの上で切るのが怖かったけど、できてよかった。」

 「ごまがいい匂いだった。」

 「お豆はあんまり好きじゃないけど、おいしいから食べられた。」

 など、自分で作った料理はとってもおいしかったようです。おかわりをする園児もいました。

各園・保護者からの感想

 ぱくぱくキッチン終了後、各保育園や保護者の方から感想をいただきました。 

 「切る、ゆでる、焼く、和えるなど料理の基本が体験できる献立で、素材の味がしっかりと味わえるものでよかったです。」

 「デモンストレーションでは、ガラス鍋で中が見やすくなっており、変化に気づける工夫がされていて子どもたちの関心が高まっているのを感じました。」

 「初めての体験をほめてくれてくださり、不安や緊張が楽しいとなり子どもたちは大満足していました。」

 「一人ずつ体験できたことで、充実感、達成感を味わうことができ、自信につながったと思います。」

 「ぱくぱくキッチンのことを楽しそうに話してくれ、卵焼きを焼いてくれました。」

 「『みそ汁と卵焼きはもう作れるよ』と自信満々に言っていましたが、ぱくぱくキッチンがなければ、一緒に作るのはまだまだ先だったと思うので、よい経験ができました。」