ゲストハウスで色々な人とつながる毎日(Iターン・高橋さん)
Iターンで飯田市に来られた高橋さんにお聞きしました
移住者氏名 ・ 年 代
高橋 直也さん 30代
出身地 ・ 移 住 年 月 ・ 移住先
埼玉県上尾市 2017年6月 松尾地区
家 族 構 成 ・ 職 業
単身 ゲストハウス・ちょい飲み屋経営
移住までの経緯・概要
正直なところ、巡り巡ってたどり着いたまちが飯田でした(笑)。学生時代から今のパートナーと知り合って、彼女の故郷が飯田ではあったのですが、まさか自分が住むことになるなんて夢にも思っていませんでした。
20代のころは今思い返せば色々なことをやっていました。渋谷でDJをやりながらアルバイトをする生活をしていたり、好きなテクノミュージックのためにドイツで1年間暮らしてみたり。そんな中で好きだったラーメンで自分の店を持ちたいと真剣に考えるようになり、栃木県佐野市のラーメン店で修業を始めました。
飯田と関わりが生まれたのは、パートナーが「故郷の飯田にゲストハウスを作る!」と動き出した時からです。大きな古い庄屋をリノベーションしてゲストハウスにするという計画だったのですが、女性一人で、どう考えても男手が必要だろうと思いました。そこで大工工事のヘルプとしてゲストハウスの開業に関わることになり、徐々に飯田に行く機会が増え、作業をしながら店舗づくりや飲食部門のメニュー開発にも携わるようになり、気づいた時には飯田に住んでいました(笑)。
よかったこと・苦労したこと
今はゲストハウスがオープンしたばかりで本当に忙しく、仕事中心の生活になっていますが、そんな中でも窓から見える南アルプスの景色には心癒されています。それから温泉巡りや居酒屋巡りも楽しいです。都会に比べれば確かに遊べる場所は少ないですし、車がないと生活できませんが、それほど不便は感じません。実は個性的なお店も数多くありますし、移住した人や起業を考えている人など、価値観の近い人も沢山いました。ゲストハウスを開業するときも、いざ動き出したら本当に多くの人が助けに来てくれて、とても心強かったです。
将来の夢は自分のラーメン店をもつことです。今はまだゲストハウスでちょい飲み屋をやっていますが、着々と準備も進めていきたいです。
移住を検討している方へのメッセージ
あまり気負いせずに考えてみてはどうでしょうか。移住にもやはりタイミングがあり、その時々で行動に移してきた結果が今につながっていると思います。私は行動の先にまだ見ぬ次の展開が待っているくらいの気持ちで動いているところがあるかもしれません。やりたいことを優先し、住む地域はそれが出来る場所であれば良いという考えもあります。住む地域にとらわれない生き方もこれからは選択肢の一つになると思います。実のところ私自身、将来はベルリンに自分のラーメン店を持ちたいという野望もあるんですよ。
くらしの様子
古い庄屋をリノベーションしたYamairo guesthouse店内
看板メニューの手作り餃子 お部屋の様子