「地域福祉計画・地域福祉活動計画」を策定しました
地域福祉計画・地域福祉活動計画(平成29年度から平成32年度)
この計画は、地域の支え合いや住民相互の助け合いによる福祉のまちづくりを推進するため、飯田市が策定する理念と仕組みを掲げた「地域福祉計画」と、活動・行動を具体化するために飯田市社会福祉協議会や福祉関係者等が共に策定する「地域福祉活動計画」を一体的に策定したものです。
計画の概要
*地域福祉は、少子高齢化が進む地域社会での柱となるテーマです。
*福祉の地域づくりの参考書として、現場で活用できる計画になっています。
1 基本理念
「結い(共に支え合う)とムトス(自ら行動する)のこころを育み、安心して暮らせる福祉のまちづくり」
2 基本方針
(1)共に生きる社会づくり
(2)共に支え合う地域づくり
(3)多様な主体による支え合い
(4)地域活動によって実現される福祉文化の創造
3 特徴
基本的事項の他に次のような内容を記載し、現場で活用できる計画になっています。
(1)主要な課題ごとに重点事業として提示
地域における主要な福祉的課題を捉えた重点事業を次のとおり掲げ、取り組みの仕組みを具体化しています。
1)見守り支え合いの仕組みづくり
2)地域における交通手段の確保(福祉有償運送の拡大と公共交通の充実)
3)生活困窮者への気づきと支援
4)障害児・者の共生の環境づくり
5)認知症の理解と支援
6)地域福祉に係る人材育成
7)地域と共に取り組む健康づくり
8)結婚から子育ち・子育て支援
(2)様々な主体それぞれの役割を明示
課題解決に向けて関係する様々な主体(地域・団体・事業者・行政など)のそれぞれの役割を明示しました。協働した取り組みを円滑にします。
(3)取組事例を多数掲載
市内各地区の他、様々な主体による取組事例を多数掲載しました。課題解決に向けて参考にすることができます。
※ 詳しくは、関連ファイルの計画書をご覧ください。