令和2年 東野まちづくり会議のみなさんと市との懇談会レポート
東野地区でまちづくり会議の皆さんと市長らが懇談
令和2年7月3日(金曜日)午後6時から東野公民館で東野まちづくり会議の皆さんと市長らとの懇談会が開催されました。
まず、牧野市長から市政経営の方向について説明がありました。その後行われた意見交換を通じて、地域の課題やそれらに対する市の取組状況などを共有しあいました。
地区から報告
○地区の基本構想・基本計画を推進するため、各部会が中心となって担当の事業計画を実施。その推進状況をPDCAサイクルなどにより確認、計画推進のためアドバイスする推進リーダー会議などの体制を整備し、10年後のあるべき姿に向けて取り組んでいる。計画の推進にあたっては、担当者となる方の負担も大きいので、しっかり行っている地区に対してはパワーアップ交付金の増額なども検討してほしい。
市の意見
○10年間の計画を毎年推進するための体制づくりは見習うべきもの。策定組織ではなく、推進組織となっている点が注目したい。パワーアップ交付金は増額したばかりなので、地区が取り組む事業の推進などのために必要となる費用について、どう見ていくか考えたい。地区を直接的に応援できる「ふるさと納税 20地区応援隊」の活用にぜひ取り組んでほしい。
子どもたちを地域全体で支えあうまちづくりについて
○障がい児サポートセンター相談専門員を努めている方から、活動状況の報告とともに、地区と学校との連携が取れる行政であってほしい、と発言がありました。
○旧市内の小中学校の統合について地域の様々な世代の人が加わって具体的な議論をすすめること、有機農産物を使った給食の導入について発言がありました。
市からの回答
○子育てが孤立しない取り組みに今後も力を入れたい。生徒数の減少は、まちなかだけでなく中山間地域でも課題であり、地域で様々な世代が話し合って進めるのが大切ではないか。学校給食は域産域消の取り組みを進めているが、その流れの中でどうやって有機的なものを増やしていけるかも課題としたい。
まとめに
大場会長は、時間が短かったが顔を交えて意見交換ができてよかったと発言されました。
牧野市長は、限られた時間ではあったが濃密な話ができた。基本構想の話、女性が活躍できるまちづくり、いずれも貴重なご意見がいただけた。これからも地域と行政が協働して取り組んでいきたい。基本構想がしっかりつくられており、これをベースに意見交換ができるのが東野地区の強みとなっている。今後も地域の将来に向けてしっかり支えていきたい、と述べました。