平成30年度 伊賀良地区市政懇談会レポート
伊賀良地区で市政懇談会を開催しました
平成30年6月19日(火曜日)午後7時から伊賀良公民館で伊賀良地区市政懇談会を開催しました。
伊賀良まちづくり委員会 今牧会長の挨拶に続いて、牧野市長から市政経営の方向性について説明した後、意見交換が行われました。
ここにその一部を掲載します。
人を引き寄せる施策を
リニア時代に向けて、飯田の魅力をアピールするとともに、(1)企業誘致のための社会環境の整備、(2)UIターン者のための福祉対策、就業対策、移住環境整備、(3)南アルプス登山客受け入れのための道路交通整備、といった取り組みへの提案がありました。
市からは、税制優遇措置など企業誘致のための制度的支援もあるが、地場企業に大きくなってもらうことが、就業対策としても重要。就業の取り組みと住まい・暮らしのデザインは市の担当部署で連携を取りながら進める。ライフデザインは地区に住んでいる人からあふれてくるものが、地域外の人にとって一番魅力的であるはず。地域の皆さんと連携をとって、地域の魅力発信に注力していきたい、との方針が示されました。
県立文化施設の誘致を
飯田には大学がなく、県立・国立の文化施設がなく寂しく思っている。県立文化施設を誘致することにより、社会科学習の受け入れなども期待できるのではないか。
広域連合によるコンベンション・アリーナについては、県とも協力して今年度中に方向性を出す。文化会館・市公民館・鼎文化センターの建替え等とともに、リニア・三遠南信自動車道の開通を見据えて、検討を重ねる、との回答がありました。
市営住宅・県営住宅入居者同士のつながりを
市営・県営住宅の入居者情報がわからず、自治会としてのまとまりに不安を感じている、との意見に、市からは、個人情報保護の観点から入居者情報をお渡しすることはできないが、対応できることがないか考えたい。
まちづくり協議会長、市長から
今牧会長は、西部山麓の魅力再発見事業、伊賀良小学校と地区との連携の取り組みなどの紹介を交え、伊賀良地区は14,500人と大きな人口を抱える中で、地区としてのまとまりをどのように作っていくか、を課とし、様々な課題を乗り越えるためには、地区の力はもちろん、行政も知恵をともに出して欲しい、と呼びかけました。
牧野市長からは、伊賀良地区の皆さんの生の声が聞け、有意義だった。地域のこどもを地域で育てる伊賀良地区の取り組みを継続することこそが、地域に人が戻ってくることに繋がる。課題解決に向け、一緒に取り組みたい、と伝えました。
お知らせ
8月1日まで各地区で市政懇談会を開催しています。それぞれ、お住まいの地域へ、ぜひご参加ください。