平成30年度 山本地区市政懇談会レポート
山本地区で市政懇談会を開催しました
平成30年6月21日(木曜日)午後7時から山本公民館で山本地区市政懇談会を開催しました。
山本地域づくり委員会 本村会長の挨拶に続いて、牧野市長から市政経営の方向性について説明した後、昨年度と今年度の地区の取り組みについて説明、その後意見交換が行われました。
ここにその一部を掲載します。
昨年度と今年度の地区の取り組みについて
・飯田山本インターチェンジ周辺の活用
(地区からの報告)
阿智村との協働で一体活用を模索している。産業団地への企業誘致、屋内体育施設を要望したい。
(市から)
産業団地と国道との接続について、阿智村と協議している。引き続き継続した活動を行いたい。
・山本地区の組織の見直し
(地区からの報告)
平成19年の地域自治組織発足から10年が経過し、669人減、3世帯減となっている。今までの地区の役員や事業にこだわらず、真に必要な事業を見極めて考えていきたい。
(市から)
他地区でも実情に沿った見直しがされている。プロジェクト的なものは特別委員会等で対応する、2年任期の役員のうち半数は、一年ずれた任期とするなどで、役員改定による運営の停滞等を防ぐなどの工夫もあるようだ。
・田園還帰1%
(地区からの報告)
地区の魅力を再発見し、定住につなげ、持続可能な地域とするためにも、山本への人の流れをともにつくってもらいたい。
(市から)
地区基本構想の中心に位置づけられたことを、ありがたく思っている。市としてもサポートチームを作って、基本構想策定に向けたの支援の体制としたい。
意見交換
・こどもたちのために安全安心な地域づくりが大切
親による虐待、震災時に通学路でなくなった児童の報道は心が痛んだ。子どもたちの安全安心のため、自分の命を学校での指導はどの様になっているか、地域で組織として取り組む手立てがないか。
(市から)
地域とともに子どもたちを見守る取り組みが大切だ。こんにちわ赤ちゃん事業での見守り、通学危険箇所は継続的な取り組みを実施しているが、民生委員を始め、地区の中で見守りの活動ができることが重要、皆さんとの協働で実施することが効果的だと考えている。
・文化施設の充実を
飯田文化会館の老朽化を心配している。コンサート、観劇が飯田でできず、子供に触れさせたと思っても遠くまで出かけなければならないので、施設の充実をお願いしたい。
(市から)
文化会館は建て替え前提で検討をしているが、広域連合でのコンベンション・アリーナ機能をもたせるという議論の中で、市公民館、鼎文化センターも合わせた3つのホールの扱いを含め検討を重ね、今年度中に方向性を示したい。
まとめ
(山本地域づくり委員会 本村会長から)
地区でできることは何でもやり、相談することは相談して、市とともに汗を流したい。
(牧野市長から)
いただいた意見を地域づくりの皆さんと検討して、前向きな状況に地域がなるように頑張りたい。皆さんの生の声が聞けるこうした機会を大切にしたい。山本地区がこれを契機として、地区の課題解決に向けて、また、山本ならではの地域づくりに進んでほしい。市も、皆さんの取り組みをサポートしていきます。
お知らせ
8月1日まで各地区で市政懇談会を開催しています。それぞれ、お住まいの地域へ、ぜひご参加ください。