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【提言】菱田春草没後110年特別展の予算について

ページID:0079518 印刷用ページを表示する 掲載日:2021年2月26日更新

やらまいか提言箱にいただいた提案内容と回答を紹介します

提言

 令和3年度予算案として菱田春草作品の展示に2千万円余の予算をかけると発表されましたが、そこまで費用をかける特別な意味合いは何でしょうか。

市からの回答

 この度は、やらまいか提言に貴重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございました。
 以下、議決前の予算案の説明となりますこと、あらかじめご理解願います。

 菱田春草(1874-1911)は飯田に生まれ、近代美術の草創期に岡倉天心のもと新しい時代の絵画表現を切り拓きました。彼が行った様々な絵画上の実験が後の「日本画」を変えたと言われ、明治以降の絵画の重要文化財は50点ほどしかありませんが(国宝は0)、36歳で夭逝した春草は約15年の画業のうちに「王昭君」「賢首菩薩」「落ち葉」「黒き猫」の4点もの重要文化財を残しました。まさに郷土が生んだ近代日本画の巨匠です。
 春草作品は極めて貴重なものとして全国各地で所蔵されており、飯田市美術博物は重要文化財に次ぐといわれる「菊慈童」を所蔵しています。これは、多くの市民の熱意として5,000万円以上の寄付を受けて平成14年に約3億円で購入したものです。
 平成26(2014)年に東京国立近代美術館において生誕140年を記念し開催された菱田春草展では、最新の研究成果によりその真価が改めて高く評価され、新聞やテレビも大きく取り上げ注目されました。飯田からも多くの方が上京・観覧されたそうです。
 飯田市美術博物館では、所蔵する春草作品の常設展示を平成29年から始めています。来館された多くの日本画や絵画のファンが春草に魅せられ、郷土の偉人として小中学生が春草を学ぶ機会となっています。

 春草没後110年にあたる今年2021年は、極めて貴重なものとして全国各地で所蔵されている春草作品を飯田市美術博物館が借り受け、重要文化財を含む代表作品約50点の特別展を企画しています(会期は令和3年10月9日~11月7日を予定)。市民の皆さんに飯田の地で春草に存分に触れられる稀有な機会となりますし、生誕地におけるハイレベルな展示会ですので、全国から数多くの春草ファン・絵画ファンが来訪されると見込まれます。春草を通じて飯田を知り、訪れ、関心を持っていただくというプラスアルファの効果を期待しています。
 春草作品は極めて重要物品であるだけに、借り受け作品の運搬等の経費はどうしても高額になります(経費等は下部「経費内訳」をご参照ください)。
 借用することすら簡単ではない春草の各作品が、所蔵博物館等の協力が得られる中、生誕の地、飯田で一堂に展示できることに感謝し、有意義な展示会となりますよう尽力いたします。
費目 金額(千円) 説明等
経費内訳
作品集荷撤収等委託料 14,275 重文等移送委託料
保険料 3,410 作品移送等に係る保険料
印刷製本費 2,297 作品図録
謝礼等 1,083 作品借上げ謝礼等
旅費 830 作品移送同行
消耗品その他 1,923  
23,818 内6,888千円は国の補助金を活用

 

ご案内

回答の担当課 

飯田市美術博物館