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飯田アカデミア第104講座を開催します(飯田市歴史研究所)
飯田アカデミア2024 第104講座
戦後の学校はどのように歩んできたか ―人口・地域・教育の経験―
講師 木村元(きむらはじめ)さん (青山学院大学)
【9月21日(土曜日)】
第1講 13時30分~15時00分 戦後の学校のもとにあるもの
第2講 15時15分~16時45分 戦後の出発 「山びこ学校」と無着成恭の歩み
【9月22日(日曜日)】
第3講 9時00分~10時30分 学校化社会の成立 「村を育てる学力」と東井義雄
第4講 10時45分~12時15分 学校はなぜ必要か 人類史的な社会変動のなかで
講師より
学校を取り巻く環境が急激に変化しています。少子化により学校の統廃合が進み、コロナ禍を契機にオンライン環境が整えられて学校に行かずとも勉強できる条件ができてきています。さらに、AIに代表される情報テクノロジーは学校で学ぶことの意味さえ変えようとしています。このような状況のもとで、学校の意味が広く問われているといえるでしょう。この講座では、学校の果たしてきた役割をその歩みから確認し、こんにち問われていることを考えるための材料を示したいと思います。
私は10年前に『学校の戦後史』(岩波新書)という著でこの問いに向かい合う試みを行いましたが、この間の変化があまりにも大きく、新しい状況を踏まえた作業の必要性を感じてきました。この講座ではその一端を講じたいと思います。
会場 飯田市役所C棟3階会議室
資料代 500円 ※高校生以下無料
お申し込み 電話・Fax・メールのいずれかで、1.講座名、2.受講方法(会場での受講、または自宅等でのオンライン受講)3.電話番号をお知らせください。
※オンライン受講の場合は、郵便番号と住所もお知らせください。
締切 会場:9月19日(木曜日)、オンライン:9月6日(金曜日)
◇飯田アカデミアとは、歴史学における第一線の研究者に、最新の研究をわかりやすく紹介していただくものです。