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地域史講座を開催しました(20210306)

ページID:20210306 印刷用ページを表示する 掲載日:2021年3月19日更新

史料で読む川路の歴史         

           羽田氏 太田氏

  • 日 時 2021年3月6日(土曜日) 午後2時~午後4時
  • 報告者 羽田真也(はだしんや)・福村任生(ふくむらみずき)・太田仙一(おおたせんいち)・田中雅孝(たなかまさたか)       
  • 会 場  川路公民館  大会議室                  

講座の概要

 新刊『飯田・下伊那の歴史2 川路のあゆみ 近世から近代へ』の内容を紹介しました。

羽田真也研究員

「旧川路村役場文書(川路支所文書)と『川路のあゆみ』の刊行」では、まず歴史研究所が2016年から17年に実施した川路自治振興センターの蔵に残る旧川路村役場文書の調査概要を説明しました。そのうえで、新刊の特徴を紹介し、これまでの『川路村誌』の内容をさらに深めようとした点や、史料読解を通して歴史学分析の方法を学ぶテキストとしての意義を持たせようとしたことを説明されました。

福村任生研究員

「明治20年代の地図調整」では、明治20年代に近代的な地図の作成に取り組んだ川路村の様子が紹介されました。川路村は、村外の技術者に地図の作成を委託します。地図作成のような重要な事業を外部の技術者にゆだねることに対する地域社会の困惑が、史料からは読み取れると報告されました。

田中雅孝特任研究員

「大正期「育蚕品評会」にみる村落の共同と自治」では、川路村の養蚕組合が分析されます。大正期の下川路村では、農家による小組合が自治組合へと改組されます。それは、集落の共同体機能の再編成につながり、川路の村落としての統合力を強化していきます。そしてそれは昭和期の川路にも影響を及ぼしたのではないかと考察されました。

太田仙一研究員

「蚕糸業組合法の制定と川路」では、昭和恐慌による蚕糸業の立て直しを目的にした「蚕種業組合法」がもたらした、蚕業指導員の移管問題が検討されます。国家によって制定された法律が、地域社会にも大きな影響を及ぼす事例が紹介されました。