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飯田市水素利活用ビジョンを策定しました
グリーン水素を、飯田のチカラに!
飯田市は、市民のみなさん一人ひとりが水素という新しい地域資源に触れ、その利活用の可能性や方向性、方法をともに議論し、「日本一住みたいまち」の姿を創っていくためのきっかけとしていただくことを目的に、飯田市水素利活用ビジョンを策定しました。
水素エネルギーを知る機会として、 地域の将来を考える一助として、また、具体的な行動を起こすためのきっかけとして、ぜひお手にとってご一読・ご活用いただき、環境文化都市としての新たな挑戦に、ともに取り組みましょう。
ビジョンの概要紹介
策定の趣旨
飯田市水素利活用ビジョンは、飯田市が水素という新たな地域資源の利活用を通して、地域の未来を創っていくための大きな方向性を描いたものです。
豊かな自然環境を有し、環境文化都市として取組を重ねてきた飯田市は、その親和性の高さから令和5年度に信州大学が進めるグリーン水素生成研究の拠点に選ばれ、産業振興と人材育成の拠点「エス・バード」を中心にその研究が進められることとなりました。
水素は近年、エネルギーの脱炭素化を進めるための新たな資源として注目を集めています。中でも信州大学の研究は、光触媒により水と太陽光だけでクリーンな水素を生み出す革新的な研究であり、エネルギーの脱炭素化に貢献するだけでなく、エネルギー資源に乏しい内陸部・中山間地域において自ら資源を生み出し自給することを可能にする技術です。
飯田市は、2050年カーボンニュートラル、「日本一住みたいまち」の実現に向けた新たな挑戦として信州大学の研究に協力し、その成果を地域で活用する実証タウンとして、エネルギーの脱炭素化と域産域消を進め、将来にわたって持続可能な地域社会の形成へとつなげるべく、この度、当ビジョンを策定しました。
水素エネルギーが身近にある「2050年のまちの姿」をイメージしてみましょう

ビジョンのもくじ
はじめに
第1章 水素エネルギー
・水素ってどんなもの?
・水素のある社会
・信州大学が取り組む水素生成研究
第2章 水素で目指すまちの姿と道筋
・2050年目指すまちの姿のイメージとその要素
・水素で描く2050年までの道のり
第3章 水素利活用の基盤構築に向けた2030年までの方向性
資料編 飯田市水素利活用可能性調査(一部抜粋)

