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飯田市歴史研究所 第5期中期計画
第5期中期計画(2021~2024年度)
2021年度より、歴史研究所は第5期中期計画のもとで調査研究活動を進めています。
今期の計画では、第1期~第4期までの成果と課題をもとに、次の5つの重点目標を設定しています。
(1)地域アーカイブズ事業の拠点化
地域アーカイブズ(地域史料)は地域市民の自己学習や研究の基盤になるものです。共有財産であるこれら資料を守り継承させるため、調査や保存に取り組みます。美術博物館や図書館、公民館等と連携し、得られた史料や情報の保存、公開、活用に向けて体系的なシステムの構築と、文書保存や閲覧利用の充実を図ります。
(2)地域遺産の再発見
飯田・下伊那には豊かな自然に育まれ多様な文化に彩られた地域遺産が現在も残存しています。地域遺産を地域の宝物として大切に守り、これに学び、活用する条件を整備し、地域への愛着、地域の魅力づくりに結び付けていきます。これらの活動には、市民の皆さんや、関係機関と連携して取り組みます。
(3)地域市民との連携強化
地域市民自らによる史料調査や地域の学習・研究活動との協力・協働を重視します。
(4)地域史研究・地域遺産保全を通した交流の促進
地域史研究と地域遺産保全に取り組む機関や団体との交流・連携を積極的に進めます。
(5)恒久施設への移転
第5期中期計画期間中に関係機関との連携・協働に注意しながら歴史研究所の施設や環境についてあるべき方向性を検討します。
※詳細は、以下の関連ファイルをご覧ください。