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ふれあいトーク「沢城湖一帯の整備検討委員会」のみなさんと」(2021年8月3日)

ページID:0084577 更新日:2021年8月10日更新 印刷ページ表示

今年6月に伊賀良地区で発足した「沢城湖一帯の整備検討委員会」のみなさんから、これまでの経過と現在の活動状況などについてお聞きし、課題などについて意見を交換しました。
地域の貴重な自然環境・観光資源をこれからどのように整備活用していくのか、地域のみなさんとのイメージ共有を大切に、「2050年、日本一住みたいまち」を目指した取り組みとともに進めていきたいと思います。

ふれあいトーク

 

日時 2021年8月3日(火)10:30~11:40

場所 伊賀良公民館 

参加者 沢城湖一帯の整備検討委員会のみなさん

 

懇談の概要

沢城湖の現状と市長の考え方

みなさんから

  • 伊賀良地区では沢城湖一帯の清掃作業など環境整備に努めているが、キャンプ場としての活用ができていないこと、地元の方々が親しみにくい状態であることが残念である。
  • 市長が目指す「2050年、日本一住みたいまち」のイメージを詳しくお聞きしたい。

市長から

みなさんから「ここはこうしたい、こうなると良い」など、様々なご意見をいただくきながら、一つずつ対応を積み重ねていくことで、「2050年、日本一住みたいまち」を目指したい。
今のキャンプブームは、身の回りに自然な環境があるといいと思う気持ちが顕在化したものではないか。地域の自然環境や農業を大切にし、沢城湖も貴重な環境・資源として次世代へ繋げていきたい。

 

沢城湖での思い出

みなさんから

  • 伊賀良地区では平成11年に西部山麓活用推進協議会を発足させるなど、農と食を含めた西部山麓一帯の再整備について考え、様々な取り組みをおこなっている。
  • スケートやテニス、伊勢市との交流事業での小中学生キャンプ、湖畔に桜を植えたなど、(私たちにとっては)子どものころからの多くの思い出がある大切な場所。(沢城湖での思い出がないと思われる)今の40歳以下の方々にはこうした思い出が無いようで、沢城湖一帯への親しみが感じられないのではないか。
  • 持続可能なかたちで、地域の方々に親しみを持ってもらえるように再整備していきたい。

 市長から

私にも、子どもの頃にスケートに来たという思い出がある。市民の皆さんに親しまれる場となるには「人の手が入ったきれいな場所」であることは大切。飯田インターチェンジからも近いので、きれいに整備された状況を作れば、多くの人に集まってもらえる場となるのではないか。

 

維持管理について

みなさんから

  • キャンプサイトで木が伸びてしまい、除草や伐採などの手が入っていない場所も多く、悲しい現状がある。
  • 展望台からの南アルプスや伊賀良地区一帯の眺望は良く、もう少し手入れすれば多くの方々に訪れてもらえる場所となるのでは。
  • 大瀬木財産区や山の神社管理会としても、きちんと手を入れた「きれいな里山」を目指したい。
  • 壮年団をはじめ、地区の様々な団体から大きく協力いただけるものと考えている。

市長から

大きな投資をしてと考えるのではなく、継続的に維持管理されていく場所にできれば、と考える。また、維持管理を含め持続可能なものとするには、利用者の料金負担などについても検討する必要がある。

 

施設整備について

みなさんから

  • 沢城荘の解体後は、最低でも炊事場とトイレ、管理棟などの環境整備はお願いしたい。
  • 景色を見ながら地域の皆さんが気軽に訪れることのできる、伊賀良の象徴的な場所にしていきたい。
  • 毎年、300人以上が集まる「ミニキャンプ」を、まちづくりの活動として小学校のグラウンドで実施している。これを沢城湖キャンプ場で開催し、地域に住む親子にぜひ知っていただき、愛着を持ってもらえるようにしたいと考えている。
  • まずは地元として、湖畔や展望台などへの歩道を整備などから始めたい。

市長から

キャンプでも専用のバーナーを持ち込んで料理したり、専用の器具の上でたき火をしたり、といった方も多くなってきて、楽しみ方も昔とは変わってきている。こうした今どきの感覚も入れながら、今後検討される沢城湖一帯のこれからのイメージ「地域の皆さんが描く将来像」を共有するところからスタートしたい。管理面でも施設面でも、地域の皆さんとのイメージの共有を大切に、一緒になって検討し取り組んでいきたい。